今回は超・超久しぶりに、アーユルヴェディックな内容です。
ある種の食べ物が健康にいいとか悪いとか、
食べ物の質のことばかり取り沙汰され、
すごく身近すぎて、見過ごされがちなのが「水」。
今回は、どれだけいいものを食べていようが、体がいまいち不調なら、
もしかしたらそれは、水の飲み方を間違えているからかもしれない、
というお話です。
普段飲んでいる水の飲み方を、正しい飲み方にするだけで、
体の不調が自然になくなるとしたら…
これはもう、ただの水が最高の薬になるといっても過言ではありません。
では、その正しい飲み方とはいったいどんな飲み方なのでしょうか。
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水の飲み方を間違うと、体が不調になり、それが将来的に深刻な
病気になりえる。
逆に、水を正しく飲むだけで、これまでの不調が消えてしまったり、
深刻だった病気が治ることさえあると、アーユルヴェーダに精通し
た導師は語ります。
そして今回は、そんな水の飲み方に関するシンプルなルールにつ
いてお伝えしましょう。
このルールに12日間従うだけで、あなたは自分の体に奇跡的な変化
が起こることに気づくはずです。
まず、体に水が足りていないサインは、主に次のようなものです。
1.尿がとても黄色い。
☞これは消化力が弱くなりはじめている兆候です。
2.顔と体の皮膚が徐々に生気がなくなり、くすみ、たるんでくる。
ここで、水の飲み方を正さなければ、将来的に深刻な病気の種に
なることもあります。
このため、毎日、適切な量の水を適切なやり方で飲むことが重要に
なってきます。
では、あなたは毎日、どのぐらいの量の水を飲むべきなのでしょうか。
そして、どんな状態の水を飲むべきなのか、ここで話します。
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水にはカロリーがありませんが、私たちの体を水分補給します。
また、体からゴミや毒素を洗い流します。
そして肌を浄化し、脳の力を向上させます。
消化力を改善し、視力を高め、骨を強くします。
そして、ほとんどすべての身体組織の機能を最適化させます。
このため、水はとても大事なのです。
私たちの体は、尿などで一日約2リットル分の水分が失われます。
飲むべき水の量は、住んでいる場所の気候や、一日の活動量、健康状態
により個人差はありますが、
一般的に普通の人は、2.5リットルから3リットルの水を飲むべきです。
つまり、コップで10~12杯分です。
夏の間は汗をたくさんかくので、普段よりもやや多めに飲み、
体をよく動かす人たちもまた、やや多めに水を飲む必要があります。
さて。
ここでひとつの疑問が起こります。
もしも、適量以上の水を飲んでしまった場合、どうなるのでしょうか。
その答えは、
『過ぎることは何であっても、有害となる』です。
そして、これがルールです。
なので、水を飲みすぎると有害になります。
人が一日5~6リットルの水を飲めば、問題が起こります。
腎臓に負担をかけることになり、血液中のナトリウムレベルを頻繁に
減らす機会がもたらされることになります。
とはいえ、これが起こることは実際はまれです。
なぜかというと、大部分の人々は、飲むべき量の水さえ飲むことが
できていないからです。
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では、一回あたり、どのぐらいの量を飲めばいいのでしょうか。
そして、どんな水を飲めばいいのでしょうか。
人々は、水が飲みたくなったら飲みたいだけ飲めばいいと考えていま
すが、それは完全に間違っています。
また、水は座って静かに飲むべきです。
口の中に水を含むようにして、4秒ほど置いてからゆっくりと飲み込
みます。
これをするだけで、唾液と水が混ざり、消化器官にスムーズに吸収
され、消化力をとても高めることできます。
立った状態のまますばやく飲もうとすれば、腎臓は水を適切にフィル
ターすることができません。
さらに、水をグラスに注がずにボトルのまま直接飲むとき、空気中
のガスも一緒に体の中に入ります。
これがのちのち、関節炎を引き起こす原因となることがあります。
このため、水は座って、グラスに注いでからゆっくり飲みます。
そして、一回あたり、グラス1杯程度にとどめておきます。
一度に多くの水を飲みすぎると、腎臓が適切にフィルターできず、
余分な水は身体組織に使われることがなくただ通り過ぎて排泄され
るだけです。
また、水は常温で飲むべきです。
冷たい水を飲むと、体はまずその水を温めてから使おうとします。
つまり、冷蔵庫の水をすぐに飲むと、体はまずそれを温めてから
使おうとするため、たくさんのエネルギーを使うことになります。
また、食事中に冷たい水を飲むと、食べたものの消化プロセスを
遅らせることになり、これば便秘に繋がることがあります。
このため、水はいつでも常温か温かいものをとるべきなのです。
そうすれば、体に負担をかけずに、体は水をすぐに使うことがで
き、食べたものがスムーズに分解されます。
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次に、水をいつ飲むべきか、飲まないべきかについてです。
人々は、これを間違えているために体に不調を引き起こしていま
す。
いつ水を飲むべきかは、とても重要なことなのです。
食前に少し水を飲むのは無害です。
そうすることで、乾いた食べ物がスムーズに消化されやすくなり
ます。ただ、2、3回すする程度にしてください。
食事の直前と食後の両方において、
グラス一杯の水を飲んでしまうのはよくありません。
食事をとる一時間前に飲む分にはOKです。
そして、飲むべきではないのは、寝る直前です。
寝ているときは、腎臓は休憩モードに入ります。
このため、水を飲んでもそれを効果的に使うことができず、
腎臓にダメージを与えるだけです。
また、夜中にトイレに起きてしまい、眠りにもどれなくなります。
このため、水は基本的に昼間のうちに飲んでおくことです。
夕方や夜は極力少なめにしてください。
生の果物や野菜を食べた直後も、水を飲むべきではありません。
生の果物を食べたすぐ後に水を飲むだけで、風邪をひいてしまう
ことがあります。
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さて、いつ水を飲むべきか、適切な時間について触れましょう。
ちょうど私たちが食事をとる前に、皿をきれいに洗っておいて
そこに食事をのせて食べるように、
私たちは毎朝、食べたり飲んだりする前に、胃をきれいにして
おくべきなのです。
これをする最善の方法が、「水を飲むこと」です。
朝起きて、水を飲むことで、一晩かけて胃の中に形成された
毒素をきれいにできます。
もし、胃をきれいにしないまま食べたり飲んだりしはじめれば、
それは洗っていない汚い皿から食べているようなものです。
このため、朝の胃が空っぽの状態の時に、グラス1~2杯の
水を飲むことが重要です。
そして水を飲んだ後は、最低一時間以上おいてから、食事を
とってください。
食べる前の一時間前、
食べた後の一時間後。
これがルールです。
このようにして、一日2~3リットルの水を12日間飲んでみて
ください。
あなたはきっと、体の変化に驚くことでしょう。…
(ソース:https://www.youtube.com/watch?v=tpWqDGU8ZDQ)
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というわけで、
これまで食事を変えても薬を飲んでも、
あまり体の状態が変わらなかった人は、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
なんといってもコスパも最強です。