ここ数日で、一気にキンモクセイの香りが漂いはじめ、、
一年のうちのわずかなこの時期だけ、外の世界がまったく
別世界になるような気分になるのですが、
気のせいでしょうか。(笑)
キンモクセイの香りをかぎながら、匂いの効果のすごさ
(脳にダイレクト)をひしひしと感じるこの頃です。
しかもキンモクセイの匂いは、妙に中毒性があるのも
特徴です。
バラの香りも上品で優雅ですが、中毒性という意味では、
それほどないように思えるのですが…
キンモクセイ、クチナシ(ガーデニア)、沈丁花。
日本の三大芳香木に指定されているこの三つの花だけは、
我を忘れるほど大好きで困っています。
(ちょっとヤバめ)
そんなわけで、今回はキンモクセイにまつわるお話などを。
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いまさらですが、キンモクセイは中国原産の芳香のある花
で、ジャスミン調かつアプリコットのようなフルーティ感
のある、その酔わせるような香りが珍重されています。
中国では2000年以上前から栽培されているとても古い木で、
極東ではお茶の添加物としてよく使われています。
キンモクセイの精油、オスマンサス・アブソリュートは、
主に高級香料や香水に使われるのが一般的で、

わずか1ℓの精油を作るのに、なんと3000㎏以上の花が必要
なため、とても高価です。
それだけ価値があるこの精油には、それに見合った多くの
効能と用途があります。
オスマンサス・アブソリュートの香りは、とても落ち着か
せ、心地よく、幸福感や喜びを高めてくれます。
このため、瞑想、ヨガ、スピリチュアルなワークによく使
われます。
またスキンケア製品に加えることで、肌に栄養を与え、
柔らかくする効果があり(収斂作用、抗菌作用、抗炎症作
用、湿疹などの皮膚疾患の治療にも使われています)、
そのうっとりするような香りは、感情的、エネルギー的に
よく働きかけ、浄化作用があり、ポジティブなエネルギー
を促進し、緊張や状況による落ち込みを軽減するので、
アンチエイジングのスキンケアから食欲抑制、不安感まで、
古くから民間療法に用いられてきました。
香りを吸入すると、ストレスが軽減されることが臨床研究
でも証明されています。
感情を落ち着かせ、リラックスさせる効果があるので、
大きな挫折を経験した時などの感情の立て直しにとても
役立ちます。
🌼<効能リスト>
・心配や不安がある時に
キンモクセイには甘くフローラルな香りがあり、多くの人
がリラックスして落ち着けると感じます。
このため、アロマテラピーに最適です。
・癒しと高揚をもたらす香り
キンモクセイの精油の香りは、気分を高揚させ、インスピ
レーションを与えます。
このため、スピリチュアルなワークやヨガ、瞑想によく使わ
れます。
・肌に栄養を与え柔らかく
キンモクセイの精油には抗酸化作用とミネラルが含まれてい
るため、アンチエイジングのためのスキンケア製品によく
配合されます。
抗酸化物質の他、セレンも含まれ、この2つが組み合わさる
と、肌の老化を加速させるフリーラジカルに対抗することが
できます。
また、細胞膜を保護するビタミンEと似た働きをする化合物
やカロテンも含まれ、有害なフリーラジカルから肌を守ります。
・アレルギーの改善
研究によれば、キンモクセイの花に含まれる抗酸化物質は、
アレルギーによる気道の炎症に効くということです。
この場合、香りを吸入します。
・高レベルのビタミンB-3
ナイアシンアミドとして知られるビタミンB-3が、キンモクセ
イの精油に多く含まれていることが研究で示唆されています。
ナイアシンアミドは体内で次のような重要な役割を果たします。
*炭水化物をエネルギーに変える
*インスリン産生細胞の保護
ナイアシンアミドは、肌にも脳にも申し分のない効果をもたら
す栄養素で、外用すると、湿疹やニキビに効きます。
ナイアシンアミドのその他の効能にはまた、以下のようなもの
があります。
*脂質バリアとして働き、肌の水分保持力を高める
*健康な肌細胞を作り、日焼けによるダメージ、シミ、汚染、
毒素による酸化ストレスから肌を守る
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…香りのすばらしさに加え、この美肌効果。
ちなみにお茶としてもおいしくいただけるので、
この時期オンリーの貴重なフレッシュな花をつんで、
紅茶やコーヒーに加えて楽しむのもおすすめです。
(私はこのところ毎日飲んでます☕)
★★★オリエンスハーバルからのおすすめ★★★


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