バラの季節ですね。

まずは、、
この時期に美しく咲き誇るバラの花たちを、
たっぷりとご堪能ください。

～本日のバラ模様～

植物界で最も波動が高い花ともいわれ、比類のない美しさと
香りを持つこのバラたち。

が。

そのゆるぎない高評価＆知名度をまるで支えるかのように（？）、
美しいバラほど、鋭いトゲが茎にびっしり。

近づいたら絶対に深い傷を負わすぞ的、そのトゲトゲさときたら、、

あのトゲトゲサボテンさえもマイルドに見えてしまうほどです。（笑）

というわけで今回は、バラのトゲにまつわるお話などをしたいと
思います。

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♠ バラの花にはなぜトゲが？
～見せかけだけじゃなかった、トゲがある正当な理由～

誰もが知っているように、どんな美しいバラにもトゲがあります。

でも、なぜなのでしょう？

野生の世界では、どの種も生き残るために必死です。
バラは、その優雅さゆえに、多くの捕食者に狙われてきました。

樹液を吸おうとする虫、甘い花を頬張る鹿やウサギ、
そして、数本の茎を摘んで香りを楽しみ、愛する人への愛の証と
して贈ろうとする人間たち。

バラはその美しさゆえに、このような外敵から身を守り、
生き残る方法を開発しなければなりませんでした。

その結果、刺さると強烈に痛い、トゲが誕生しました！

これらの動物たちがうっかりバラの枝をかじれば、鋭いトゲで口
を傷つけられるので、それを学習した動物たちは二度とバラには
近づきません。

その結果、バラの木は成長しても安全が保障され、花や種を咲か
せる確率はぐんと高くなり、繁栄します。

また、バラが成長するにつれて、トゲは自然に下向きに生えるよ
うになり、草木を「つかむ」形になります。

このため、バラの木はさらに高いところへ登ることができ（最大
なんと15メートル！）、より多くの日光をいち早く浴び続けるこ
とができるのです…。

というわけで、バラにトゲがある最も重要な理由は、純粋に物理
的な防御のため。

こういったトゲは、バラやそれ以外の多く植物が生存のために進化
させてきたものです。

♠《まとめ》♠

・バラにトゲがあるのは、「動物に食べられないようにするため」
・バラのトゲには毒性はありませんが、刺さるとすごく痛いです
（見た目のまんま）
・トゲがあることで、バラは枝が他の植物をはって上に登れるよう
にするので、日光を先に奪うことができていつも有利になり、
より早く成長できまます。（さすが植物界の女王…）

＊＊＊

…というわけで今回は、「バラの美しさはトゲがあってこそ。」
というお話でした。
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