ハコベな食生活。

引き続き、、
野草ライフがほどよく続行中なのですが。

先日は「七草がゆ」だったということもあり、そういえばハコベもあったよね。
ということで、

ベランダのキッチンガーデンでまるで食べてほしそうに待っているかのような
若い柔らかそうなハコベをたっぷりと摘み、

摘みたてハコベをサラダで食べる

マヨサラダ(マヨ+アップルサイダービネガー+黒コショウ+ごま油+岩塩の
ドレッシングをからめました)にして食べてみたら、なんと。

…青臭さがほとんど気にならず、フツーにスルスルおいしく食べれました。
野草はけっこう濃い味がするのが当たり前なので、これはやや意外でした…。

しかも、食べたその日はお通じがびっくりするほど快調で、
これはすごいな。と。

というわけで、その日以来、ハコベをマヨサラダにしてみたり、ベトナムの
フォーやタイのライスヌードルを食べるときに、生のままスープに入れるの
が定番化しつつある今日この頃です。

pho 2

ハコベは世界中のどこにでもあり、フツーに野菜として食べられていたみたい
なので、今回はその優れた、知られる薬効をまとめてみました。

しかし。こんなすごい野草がただで食べ放題だとは。
なんといっても、そのミネラル成分やビタミンが尋常じゃありません。(驚)

ただ、ハコベには天然のサポニン(石鹸成分)が含まれるので、食べすぎに
はちょっと気をつけた方がよさそうです。

まあそれはさておき、さっそくその優れた薬効を見てみましょう。

***

■ハコベのすごい薬効、7選

・そもそも、ハコベって?

ハコベ(Stellaria media)は、世界中の庭で見かけることができるごく普通
の雑草です。
ヨーロッパが原産地と考えられていますが、現在では北アメリカやアジアを
含む世界の多くの地域でよく見かけるようになりました。

ハコベは厄介な雑草としても知られていますが、炎症を抑えたり、傷の治りを
早くしたり、体重を減らすなど、驚くほどさまざまな健康効果があります。

春から秋にかけて小さな白い花を咲かせるため、一般的に「夏の雪」とも呼ば
れています。

・ハコベが体にいい理由

もしあなたが、庭に勢いよく生えているハコベをみて脅威と感じるなら、、
ハコベを処分する前に、よく考えてみてください。
ハコベは、さまざまな方法であなたの健康に素晴らしい効果をもたらします。
新鮮な葉は栄養価の高いサラダとして、また、インフューズドオイルやチンキ剤
としても利用することができます。

・成分と栄養

ハコベには、様々な治療効果をもたらす有用な化合物がいくつか含まれています。

サポニン、フラボノイド、クマリン、トリテルペノイド、カルボキシル酸、
また、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB12などのビタミン類も豊富に含まれてい
ます。
さらには、カルシウム、銅、鉄、リン、マンガン、マグネシウム、亜鉛、シリカ
など、体に有益なさまざまな重要なミネラルも含まれています。

またハコベには、抗炎症作用、抗菌作用、抗真菌作用、抗リウマチ作用、消炎作用、
冷感作用、去痰作用、抗壊血病作用などの薬理作用があります。

外用薬として使えば、痒み止め作用などもあります。

このように、たくさんの化合物や薬効があるわけですが、これらは一体、あなたの
健康にとってどのような意味を持つのでしょうか?

結論から言うと、ハコベは栄養価が高く、ビタミンやミネラルを豊富に含み、
サポニンという成分が、体内への栄養吸収を高めてくれます。

また、消化管全体を落ち着かせ、リンパ系や腺系に栄養を与えるのを助けるので、
甲状腺のトラブル、腺の腫れ、嚢胞を持つ人に有効なハーブと考えられています。

さらに、湿布や軟膏、オイルとして皮膚に塗布すると、かゆみを緩和し、傷や膿瘍、
潰瘍、吹き出物を治療するのに役立ちます。

関節炎やリウマチによる関節の痛みを和らげる効果もあり、一日の終わりの筋肉の
痛みを緩和するために、温浴に使うこともできます。

・ハコベの具体的な効能

<抗炎症作用>

ハコベには、非常に強力な天然の抗炎症作用があり、炎症に関連する疾患に関して
幅広い用途で利用されています。
炎症は、心臓病、がん、関節炎、糖尿病など、さまざまな深刻な症状の中核を成し
ています。

研究によると、ハコベは胃の粘膜を強化し、胃潰瘍を治療するのに役立つというこ
とです。また、炎症を和らげるだけでなく、痛みを軽減するのに役立つことを意味
する鎮痛効果を誘導するのに役立つことが判明しています。

<リューマチと関節炎>

ハコベは、特定の粘膜液の生産を刺激し、炎症を冷やし、治癒を早め、炎症を起こ
している筋肉や関節の痛みや腫れを軽減します。
このため、ハコベは痛みを伴う関節炎やリウマチに悩む人々にとって、優れた自然
療法となります。
関節炎や筋肉痛の治療には、ハコベの葉や茎をつぶして、湿布として患部に直接貼
り付けます。これで炎症を抑え、痛みを和らげることができるはずです。

<体重を減らす>

ハコベは民間療法で、減量や肥満の治療に役立つと評判になっています。
減量を謳ういくつかの製品では、成分の一つとしてハコベが使用されています。

インドの研究によると、ハコベには利尿作用と緩やかな下剤作用があるため、
ダイエットにも効果的ということです。
天然の利尿剤は、尿の生成を促進し、排尿の回数と量を増やすことで、体内の毒素
を排出するのを助けることができます。

<呼吸器系の問題>

ハコベには天然の去痰作用があり、咳、風邪、副鼻腔の詰まり、気管支炎など、
呼吸器系のさまざまな問題を克服するのに役立ちます。
気管支を落ち着かせ、痰や粘液を排出するのを助けます。
これは、サポニンが多く含まれているためだと考えられています。
サポニンを含むハーブは、膜の分泌物の分解を促進し、呼吸器官から排出しやすく
して、より快適な呼吸を助けることができるのです。

<肌の健康に>

ハコベは、皮膚の治療に外用することもできます。
特に、湿疹や乾癬などの炎症性疾患による炎症を鎮めるのに役立ちます。
また、抗炎症作用が刺激、かゆみ、腫れを和らげるので、火傷や擦り傷に塗布する
こともできます。
また、デトックス作用があるため、体内の毒素を排出し、血液を浄化して、肌をよ
り健康的に見せる効果も期待できます。

<傷の治療>

傷ついた肌にハコベを塗ると、傷の治りが早くなり、優れた消毒作用があるため、
感染を防ぐこともできます。
軽い傷や火傷、切り傷、擦り傷に直接塗ると、炎症を抑え、細菌が定着するのを防
ぐことができます。

<リンパの健康に>

ハコベにはクマリンが含まれています。この化合物は、喘息やリンパ管閉塞、
リンパ浮腫の治療の可能性について現在研究されているものです。
リンパ系は、免疫系の健康維持に重要な役割を担っています。
健康なリンパ系は、免疫系の機能を向上させ、私たちを病気にする有害な病原体を
阻止するのに役立ちます。
人体全体にあるリンパ節には、リンパ球のような免疫細胞とリンパ液があり、
有害物質や老廃物をシステムから濾過するのに役立っています。

残念ながら、リンパ系がうっ血すると、毒素や老廃物が蓄積される危険性が高くなります。
その結果、リンパ節が腫れたり、のどが痛くなったり、病気が治りにくくなったりします。

活動的になることは、リンパ液が全身を自由に流れるのに役立ちますが、ハコベのような
特定の食品もリンパ系を刺激し、洗浄するのに役立ちます。

★★★使い方★★★

ハコベは、症状に応じて様々な方法で使用することができます。
葉は栄養価が高く、サラダやシチューに入れるととてもおいしくなります。
また、関節や筋肉の痛みを和らげるために湿布として外用することもできますし、
炎症を和らげるためや傷の治療のために皮膚に使用することもできます。

❕使用上の注意と副作用について❕

ハコベを過剰に摂取すると、下痢、吐き気、嘔吐などの副作用が出る可能性があります。
(これは、天然の石鹸成分サポニンが含まれるためと考えられています。)

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というわけで、身近にありすぎるだけに、軽視されがちなこのハコベですが、
りっぱな薬草なので、邪魔だから駆除するとか…バチが当たると思います。(笑)

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