シャンプーの起源。〜世界にシャンプーを広めたのは、インドの理髪師だった!〜

酷暑だった夏も終わり、、
やっと秋らしくなってきた今日この頃。

今日は久しぶりに山道コースを朝から散歩していたら…

あの「超お気に入りの香り」がどこからともなく漂ってくるでは
ありませんか。

えっ!早っ!

一体どこから?

と、匂いの方向に歩き出すと(ほぼ犬状態)、

早咲きの金木犀を発見。

…金木犀の匂い、もう本当に大好きなもので。
思わず摘んで食べました。(笑)

しかし。
自然の香りというものは、人工の香りとは大違いですね。

いかにも人工っぽい香りの洗剤や柔軟剤やリンスなどは、匂いが
わざとらしくて不快感がともなうこともしばしば。
(ナノ粒子が混ざっているようなモノは特にその傾向あり)

ところで、シャンプーの後はリンスやらコンディショナーを
しなきゃいけない(=別々にやる必要がある)かのような
風潮は、単なる商業主義のコマーシャルによる洗脳です。
(つまり、オールインワンで当たり前)

元祖シャンプーはインドが発祥で、それがあまりにも良すぎたため、

イギリスでブレイクし、
徐々に世界に広がっていって今のシャンプーに至っているということです。

というわけで今回は、シャンプーの起源にまつわるお話などを
したいと思います。

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■“シャンプー”のもともとの意味

髪や体を洗うことは、当然昔から行われていましたが、
後に「シャンプー」と呼ばれるようになったインド発祥の施術
を西洋に紹介したのは、ベンガル出身の若き理容師、セイク・
ディーン・マホメッドでした。

Sake-Dean-Mahomed

インドは最も古い文明の一つで、常に世界に知識を提供してき
ましたが、インドには文化だけでなく行動習慣の豊かな遺産が
あり、天然成分で髪を洗うことも、もともとはインドの慣習です。

1759年、インドの理髪師の家系に生まれたセイク・ディーン・
マホメッドは、幼い頃から、薬草や天然素材を使った石鹸を作
る技術を学びながら成長し、

その過程でヘッドマッサージとして知られる「チャンピ」(の
ちにシャンプーの語源となる言葉。シャンプーの語源はヒンディ
ー語の「Champu」。サンスクリット語で「マッサージする、押す」
という意味)の技術を学び、習得していました。

さて、1800年代初頭、彼はイギリスに渡り、妻子と暮らし始め
ました。

すでに蒸し風呂のサービスを始めようと考えていたスコットラ
ンドの富豪、バジル・コクレーンが経営するスパで働き始め、

彼はやがてシャンプーの概念をスパへ導入し、独自のスパを
開業して常連客にヘッドマッサージの施術を施しました。

これが、イギリスで大流行となったのです。

彼の人気は非常に高く、のちに「シャンプーとインド薬草蒸気浴
の効果」という本を出版し、「博士」と呼ばれるまでになりました。

1860年代以前は、シャンプーは入浴前に頭だけでなく体全体を
マッサージする治療法のことを指していました。

シャンプーという言葉が、洗髪に限定された現代的な意味を持
つようになったのは、1800年代後半になってからのことで、

シャンプーの意味が、単なるマッサージから、別の物質を髪に
塗って清潔にすることに変わったのは、そのずっと後の1900年
代になってからといわれています。

そして、このシャンプー製品が普及するにつれ、人々の衛生習
慣に欠かせないものとなっていったのです。

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インドで最も古いシャンプーは、西暦1500年頃で、ハイビスカス、
シカカイ、アムラ、ソープナッツ(リタ)などの髪によいハーブ
を煮出したもので、

こういったハーブ抽出液を頭皮につけて髪を健康にし、清潔に
保っていました。

これらの天然成分はすべて — 植物界最強のビタミンCを豊富に
含むアムラ、シカカイ、ハイビスカス、タマリンド、グリーング
ラム(緑豆)、トゥルシ(ホリーバジル)、フェヌグリーク、
カレーリーフ — の混合物は、伝統的に育毛に使われてきたハ
ーブです。

インドの多くの家庭では今でも、特定の葉や花を乾燥させてペー
スト状にしたものを使っています。

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現在では、ドライヘア、カラーヘア、赤ちゃんの髪など、さまざ
まなニーズに合わせて、さまざまな種類のシャンプーが販売され
ていますが、

化学シャンプーに含まれるラウリル硫酸ナトリウム (SLS) は、
私たちにとって重大な懸念材料であることが示唆されています。

こういった化学物質は、毛根にダメージを与え、抜け毛の原因と
なり、免疫システムのバランスを崩しさえします。
大人の場合、白内障の原因となり、子供の場合、目の正常な発達
を阻害することが知られています。

このような副作用に対する意識の高まりから、人体や環境に害を
与えない天然素材やオーガニック製品が見直されるようになって
います。

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最近、私のシャンプーはもっぱら、

「もち米のとぎ汁(正確にはもち米と大麦とムング豆/緑豆)
+和シトラスの果肉まるごと(今はすだち)」のミックス
(割合的にはとぎ汁5に対し和シトラス1ぐらい)

で落ち着いています。
簡単にサラふわ艶髪になるので、なんの不満もありまっせん。

ちなみになんでもち米のとぎ汁なのかというと、
もち米が好きで毎日もち米ばかり食べているからで、
使うものは普通のお米のとぎ汁で全然かまいません。

というわけで今回は、シャンプーの起源についてのお話でした。

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🌼🌼🌼ここからは、オリエンスハーバルからのご案内です。🌼🌼🌼

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