季節は梅雨入りし、、
アジサイの美しさが際立つシーズンに突入。
この時期は、アジサイ以外にもすごくたくさんの花が咲き乱れる
ので、何気に散歩しているだけでもディープに癒される日々なの
ですが。
特に最近、道路の脇や公園などでよく見かけるエキゾな白い花が
気に入っていて、
まるでタイやインドネシアのバリ島にいるかのようなジャスミン調
の匂いを放つこの花のすっかり虜に…。
上品ながらも優雅かつ濃厚な香りは、イランイランの親戚かなに
かかなーと思いきや、
名前を調べてみると、なんと。
ガーデニアだということが判明。
ガーデニアといえば、よくお香とか香水でも有名なアレだよな。と
思いながら、プラーナたっぷりの生の花の匂いはやはり格別です。
お香になったものやアロマオイルの香りの比ではありまっせん。
こんな匂いを一度でも嗅いでしまえば、中毒確定です。(笑)
で、さらに調べてみると、なんと。
キンモクセイやジンチョウゲと並ぶレベルの「三大香木」指定の
植物というではありませんか。(驚)


そりゃー、、いい香りなわけだわ…。(納得)
しかも。花はそのまま食べれてしまうとのことで、
…もう、言うことなしに最高です(笑)
というわけで、家にちょっと飾っておこうと少しばかり頂戴した
ガーデニアでしたが、

(ガーデニア、盛ってみましたの図)
そのまま腐らせてしまうのはあまりにももったいないので、
とりあえずお茶にしてみたのですが、これだけの香りの花を
お茶だけで終わらすのは芸がないなということで、
長期保存ができる砂糖漬けにしてみることに。

まずはきれいに洗ってキッチンペーパーの上におき、、

ある程度水分をふき取ったら、雄しべやら雌しべやら、苦そうな部分をとってちぎり、、

花びら、ナチュラルシュガーを層にして重ねていき、後は一週間ほど待ちます。
だいたい一週間ほどで、ガーデニアシロップの完成。
これを、ミルクティーなどにしていただきたいと思います。
ローズの花もそうですが、夏の時期に食べることができる花と
いうのはたいてい、夏にどうしても悪化しやすいアツアツ・ピッタ
を鎮めてくれる効果があるので、
ピッタを緩和するサマードリンクとして活躍しそうです。
というわけで今回は、そんなガーデニアにまつわるお話です。
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🌼ガーデニアの分布&生息地
バングラデシュ、カンボジア、中国、東ヒマラヤ、海南、日本、
ラオス、南西諸島、台湾、タイ、ベトナムなど東南アジアの一部が
原産といわれ、沢沿いの森林や下草、標高1500mまでの傾斜地や丘陵
地が自生地です。
🌼用途
中国では花びらをお茶に混ぜて香りを楽しんだり、果肉から黄赤色
の染料を抽出し、繊維やお菓子に利用されているとのことです。
果実は、抗炎症作用、解熱作用があり、漢方薬として「熱病の治療」
など、やはりピッタ系の疾患に用いられています。
🌼ガーデニアの品種はなんと200以上!
古代の言い伝えでは、ガーデニアはギリシャ神話に出てくる「夢の
神・モーフィアス」の聖なる花とされていて、
ギリシャ人は、ガーデニアの香りを嗅ぐだけで、人間を楽園の野原
に連れて行ってくれると考えていました。
ヴィクトリア朝では、また別の意味があり、白いガーデニアは「新
しい友情の象徴」であり、また「二人の秘密の愛」を象徴している
と考えられていたのだそうです。
ちなみにガーデニアという名前の由来は、スコットランドの博物学
者アレキサンダー・ガーデン博士からとられたといわれています。
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ガーデニアの和名は「クチナシ」。
ガーデニアというとなんか華やかな印象のある名前ですが、
クチナシだと、なんかすごく清楚なイメージになりますね…。
というわけで今回は、ガーデニアにまつわるお話でした。
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