アーユルヴェーダによる「狂気のタイプ」part.4 ~治らない病気はない?《100年ものの古いギー》~

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・ケム明けの晴天

昨日、朝早くにフレッシュな外の空気を部屋に入れようと
戸を開けると、、

まるでインド生活時代のディーゼルまみれの空気か?と
思うほど、

妙に煙たい、すぐ近くで焚火でもしてる?と思うような
へんな空気だったので、すぐにハッとして空を見上げてみると。

…案の定、
どんよりどよどよ、空一面がしっかりまんべんなくスモッグ
状態でした。

花粉症の症状がほとんどない私でも、のどがイガイガしてきた
ので、

これは夜のうちにたっぷりケムが撒かれていたんだな、と、
すぐに気づきました。
彼らはこのところ、本気で人口削減に余念がない様子。

ここ数日は明らかに撒かれる量が倍増していましたし、
コロの次はサル痘か?みたいなこともささやかれている最近
ですが、

今日は一時休憩といったところでしょうか、
朝はだいぶケムが引いていて、
久しぶりにフレッシュな空気が吸えます。

また、昨日の朝とはうってかわり、久しぶりに晴天なので、
これは最大限に活用せねば、ということで、

今日は早朝から、最近見つけたお気に入りの散歩スポットの
公園へ足を運んでみました。

ここには大きな池があり、鯉や亀や白鳥やその他の鳥などが
優雅に泳いでいたりします。(超のどか)

池のそばに行くとすぐさま、鯉やら亀やらがすばやく寄って
きて群れを作り、いつもウェルカムしてくれます。
(というか、餌をくれると思って寄って来るだけ? 笑)

いやーしかし。
ケムがある時とない時の差が歴然としすぎ。

ケムが撒かれているときに外を長時間歩いたり、不特定多数
の人たちが行き交う場所に行ったりすると、
体がすごく疲れることがあるので、

そんな時はだいたい、一日2回、岩塩を入れたお風呂に浸かる
ことにしています。

岩塩入りのお風呂は、即効で体を浄化して回復させる効果が
抜群なので、

ケムが定期的に撒かれ、空からバンバン重金属を浴びながら
さらにはシェディングのダブルパンチ。

それに加え、水道水に添加されるケミカル(塩素やフッ素)の
量が最近さらに増やされたそうなので、

フツーに体を健康に保とうと思ったら、ほぼ欠かせない日課
となっています。

***

さて今回も引き続き、チャラカサンヒタ(アーユルヴェーダ
の教本のひとつ)から、狂気シリーズのお届けです。
ソースはこちら

狂気から人を回復させるために使われる、薬としてのギーに
ついて触れています。

では、どうぞ。

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■ウンマダを取り扱うための指針

快楽や崇拝への憧れから憑依するタイプの霊に侵された者は、
その患者の好み(意図)と行動(行為)によってそうであると
判断できます。
そして、それぞれの捧げものと一緒に、マントラ(呪文)と
薬物を投与して治療する必要があります。

それでは、内因性のものと外因性のもの両方のタイプのウン
マダの治療法について、簡単かつ詳細に説明します。

ヴァータ優勢型では、まず、塗油とグリタ(ギーから作られる
処方薬のこと)の摂取を処方しますが、
経路に障害物がある場合は、油を用いた穏やかな瀉下薬(排出
促進剤)を少量使う必要があります。

狂気がカファとピッタに起因する場合は、塗油(宗教儀式のひ
とつ)と発汗の後に、嘔吐と瀉下(便通をつけること)が必要
です。

そして、排便後の食事療法 (所定の手順で軽い食事から重い食
事へと徐々に変えていく) が処方されるべきです。

ドーシャの優位性に応じて、上記のうちどちらか一方を繰り返
し適用します。

これらの治療によって、心臓、感覚器、頭部、腸が浄化され、
その結果、心がリフレッシュされ、患者は記憶と意識を取り戻
すことができます。

上記の浄化処置が完了しても異常行動が続く場合は、
マインド/心、知性、体の刺激に有効な刺激物の吸引、洗眼液
を施し、叩いてみます。

その患者が従順ではなく、がっしりした体格の者の場合、
柔らかい綿の包帯で固く縛り、鉄棒や木片などのない暗い部屋
に閉じ込めるべきです。

言葉でからかったり脅したり怒鳴ったり、脅したり、プレゼント
や寄付をしたり、喜ばせたり爽快にさせたり、慰めたり、
怖がらせたり驚かせたり、驚くべき行為を見せたりして、
心を正常な状態に戻し、記憶喪失の原因を打ち消すのです。

ウンマダに苦しむ患者は、心、知性、記憶、意識を呼び起こすた
めに、濃厚な軟膏の投与、塗油、マッサージ、薫蒸消毒、ギー摂取
を行う必要があります。

外因性(外来型)のウンマダでは、患者の利益のために賛美歌
(マントラ)を唱えながら、ギーなどを摂取することが推奨されて
います。

■いろんなギー調合薬のレシピ

(略)

■薬用ギーのさまざまな便利レシピ

1.ヒング、ヒングパルニ、カヤスタ、バヤスタ(※ハーブやスパ
イスの名前)で調理した、10年もののギーが有効です。

2.古いギーを単独で、または上記の薬物と調理したものを投与し
ます。

最大量を投与した後、患者を地下の牢や部屋に隔離しておくべきで
す。特にウンマダの患者には古いギーが投与されるべきです。

■ギーによる治療効果

古いギーは、トリドーシャ(三つのドーシャ。ヴァータ、ピッタ、
カファすべてのこと)を緩和します。
特に純粋で神聖な性質であるために、悪魔の発作を破壊し、摂取す
ることでより強力な特性を持ち、味は辛味と苦味です。

10年間保存されたギーは古いギー(puraana ghrita)として扱われ
ます。この古いギーの匂いは刺激的で、色は漆の溶液のようで、
冷却質で、すべてのグラハ(悪霊)を破壊します。
また、知性を高め、優れた瀉下薬/下剤です。

10年以上保存されたギーは、プラプラナ(非常に古い)と呼ばれます。
100年以上経ったギーには、治らない病気はありません。
このギーを見ること、触れること、吸い込むことで、すべての悪霊
を破壊し、特にてんかん、悪魔の発作、ウンマダに苦しむ人々に推
奨されます。

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…内容がかなりマニアックになってきているので、
どれだけの人がこれをまじめに読んで、ついてきてくれてるのか
謎ですが。(笑)

大雑把すぎるほど大雑把に言ってしまえば、
悪霊からの憑依は《古いギー》によって破滅させることができる、
つまり、例えるならば、「なめくじに塩」の塩の役割を果たすの
が古いギーということでしょう。

ギーを古くするには、最低10年待たないといけないという、、
これまた非現実的な部分がありますが、

やはりギーという物質自体がすごく神聖な食べ物であることは、
なんとなくわかってもらえたかと思います。

ギーは、無塩バターさえあれば簡単に作れるので、
家庭薬のひとつとしてキープしてみてはいかがでしょうか。

◎次回 part.5 では、

「ヴァータ・カファ優勢のウンマダにおける外用薬」
「ピッタ優勢のウンマダの治療法」
「精神的トラウマの患者への治療法」
「外来型ウンマダにおける霊的療法」

についてお伝えしたいと思います。

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