・炒り卵の正しい作り方
最近、まるでホテルの朝ごはんレベルかと思えるような、
おいしい炒り卵の作り方を偶然知り、、

これまで炒り卵といえば、卵焼きを作っていて失敗した
のでしかたなく炒り卵にするといった具合で、
パサパサなこともあり、おいしいと感じたことはほとんど
ありませんでした。(笑)
正しい炒り卵の作り方を知ってからというもの、
作り方次第でこんなにおいしくなるものなんだ…と
ちょっと感動し、
このところはよく朝食に作っています。
ちなみに、おいしい炒り卵の作り方はいたって簡単で、
油はバターを使い、弱火で「ゆっくり固めていく」のが
最重要ポイント。
3~5分ほどかけて、ゆっくりと混ぜながら程よいやわら
かさになるまで固めていきます。
また、味付けは、卵がほどよく固まった後に、最終仕上げ
として黒コショウと塩をパラパラふりかけます。
はじめに塩コショウしておく必要はありません。
こうして出来上がったふんわり軽く口当たりもなめらかな
炒り卵。
まじめにホテルのブレックファスト並みにデリシャスです。
なんで今まで、もっと早く気づかなかったのか…
これで卵をおいしく食べれるレパートリーがまた増えて、
ますます肉離れしそうです。
***
さて、今回は。
タイトルにもあるように、「狂気」をテーマに、数回に
わけてご紹介したいと思います。
そもそもなんでまた、狂気について調べようと思ったの
かというと、
世界を巻き込んだ壮大なるコロ茶番の背景を知るにつれ、
この世界はこれまでずっと、どう考えても頭がおかしい
としか思えないような人達によって支配され、
コントロールされてきたことを否応なしに知ることになり、
また、つい先日、世界経済フォーラムの主催者のド変態ぶり
をうっかり見てしまい、
【不快度マックスな画像につき、閲覧注意】
どうしてこれほどまでに頭がおかしい人たちに、世界が
乗っ取られてしまったのか、また、この人たちの狂気ぶり
の背景が知りたくなったのですね。
そして、それを解明するためのひとつのヒントになりえそう
なものが、アーユルヴェーダの教本というわけです。
古代アーユルヴェーダの教本「チャラカ サンヒタ」の中の、
《精神病性障害(ウンマダ)の管理》について言及されて
いる章があり、
この章には、さまざまな精神障害(身近な軽いものから深刻
で重いものまで)とその原因、さらには対処法などが書かれ
てあります。
ちなみに精神障害は、身を置く環境次第で誰もがなりうるも
ので、決して他の誰かだけに起こるものではありません。
分かりやすい典型例でいえば、戦争や飢餓といった環境がそ
うで、そのような状態が長引けば、誰にでも起こりえます。
というわけで、今回から数回にわけて、アーユルヴェーダ
教本のこの章の内容をご紹介していきたいと思います。
(ちょっと難しめな専門用語も出てきてしまいますが、
サラっと流してください。)
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■精神病性障害(ウンマダ)の管理
<概要>
この章は、「ウンマダ」(精神異常/狂気)の管理について述べ
たものです。
ウンマダのそれぞれのタイプに応じた管理法やアプローチについて
詳しく説明しています。
この章のユニークな点は、アーユルヴェーダの体系に記載されてい
る3つの治療法、すなわち、
1.合理的治療 yukti-vyapashraya
2.霊的治療 daiva-vyapashraya
3.心理療法 sattvavajaya chikitsa
のすべてを幅広く網羅しているところにあります。
この3つとは別に、「慰めること、精神的サポート」(ウパヤビプ
ルタチキトシャと呼ばれている)という4つめの治療法も記載され
ており、これには様々な非薬理学的治療法が組み込まれています。
ウンマダは、古典アーユルヴェーダ文献の中で唯一、
これほどまでに広い、管理原則、テクニック、薬剤、カウンセリング、
心理療法、治療法を必要とする疾患であり、
臨床医はそれぞれの適応と疾患の状態に基づいて、これらを賢明に
利用する必要があります。
★はじめに
ウンマダは、主な精神障害を幅広くカバーし、
人が現実との接触を失い、社会の規範に従って自分の行動や行為を
規制する能力を失う、狂気や精神錯乱と同義と考えられています。
この状態においては、ドーシャが上昇し、その人に「妄想・酩酊状態」
を引き起こします。
精神病患者の精神状態に関する実際の臨床像が生き生きと描かれてい
ます。
この記述によると、ウンマダの患者は、
*マナス(心)
*ブッディ(知性)
*アハムカラ(自己同一性の観念)
*インドリヤ(感覚)
のすべての活動に狂いが生じており、
その患者は、
*チンタナ(思考)
*ヴィチャラ(識別)
*ウヒャ(分析)
の異常で思考障害を発症し、
*スミリティ・ナーシャ(記憶喪失)
*スミリティ・ブラムシャ(記憶障害)
という形で記憶の狂いが生じ、
行動の異常という形で、行為、社会、感情の障害を発症します。
また、様々な精神運動障害もあります。
この病気では、知性、心、記憶が倒錯してしまいます。
ウンマダとは、社会のルールに従って自分の行動や振るまいを
制御する能力を失った、心の乱れた状態を指します。
ウンマダの臨床的特徴は、統合失調症、躁うつ病、精神病性うつ病、
大うつ病性うつ病などの様々なタイプに類似し、
また、次の2つのカテゴリーに大きく分けられます。
(1) ニジャ
体内の体液のバランスが崩れることによって起こるもの。
すなわち、ヴァータ、ピッタ、カファおよびサンニパータジャ
(2) アガントゥニミッタ
外的要因によって引き起こされるもの。
薬用ギー(※ハーブ入りのギー)は、ウンマダを管理するための
最も好ましい投薬であり、
知性や記憶を高め、ウンマダの治療において重要な役割を果たし
ます。このため、たくさんのギー処方薬が記述されています。
アンジャナとナシャは、ウンマダのためのすべての治療に失敗
したときに行うべき、他の治療法です。
★ウンマダの原因となるもの
*相容れない、汚染された、不浄な性質を持つ食べ物。
*神々、教師、ブラフマーナなどの霊による憑依。
*恐怖や興奮に何度もさらされることによる心の傷、困難な姿勢
をとること
などが、一般的な原因です。
★ウンマダの病態
サットヴァ・グナ(純粋性)の低い人(=心の弱い人)は、
上記の原因因子によってドーシャが悪化し、知性の座である「思考」
を悪化させます。
そして精神的要因を運ぶその経路から、その人の判断を惑わせます。
★臨床的特徴
倒錯した知性、精神的な動揺、目の落ち着きのなさ、焦り、支離滅裂
な言葉、心の空虚感などが、ウンマダの一般的な特徴です。
このように心が狂った人は、快楽も苦痛も倫理も永遠の義務も知らず、
どこにも安らぎを得ることができません。
したがって、記憶、知性、知覚の喪失ゆえに、心をあちこちに彷徨わ
せるることになります。
★ウンマダの種類
ウンマダとは、知性、心、記憶が過剰に害されることをいいます。
これには内因性のものと外因性のものがあります。
また、その起源によって5つのタイプに分けられます。
その症状や治療法については、別途説明します。
・ヴァータ優勢のウンマダ
ヴァータは、粗末なものを摂取したり、食べ物の量の不足、
性質の悪い食べ物の摂取、ドーシャの過剰な排出、体組織の枯渇、
絶食などによって悪化します。
悪化したヴァータは、すでに不安などに悩まされている心に影響
を与え、たちまち知性や記憶を狂わせてしまいます。
不適切な場所や時間に笑うこと、微笑むこと、踊ること、歌うこと、
話すこと、体の一部を異常に動かす、すすり泣き。
粗暴さ、やつれ、体の一部が赤く変色する。
食物の消化後に病気が悪化することなど。
これらはヴァータ優勢の精神異常の臨床的特徴です。
・ピッタ優勢のウンマダ
すでに蓄積されたピッタは、消化不良や刺激的で酸っぱい食べ物、
灼熱感を引き起こすもの、熱くする効力があるものを摂取すること
によって悪化します。
自制心のない人の心の部位に庇護を受け、その結果、上記の病態
のように突然激しい狂気を引き起こします。
不寛容、興奮、無防備な状態、恐怖、過剰な動き、急ぐこと、熱、
復讐を望むほどの激しい怒り、黄色い光沢、日陰や冷たい食べ物
を好むなど。これらはピッタ優勢の精神異常の臨床的特徴です。
・カファ優勢のウンマダ
過剰な食物を摂取し、のろのろ活動をしている人 (座っているこ
とが多い) では、ピッタの熱と一緒になってカファが増加し、
知性と記憶が損なわれ、精神が錯乱して狂気となります。
言葉や動作が遅く、食欲不振、女性好きと孤独感、過度の睡眠、
嘔吐、唾液分泌、食後の病状の悪化、爪の白濁などが、
カファ優勢の精神異常の臨床的特徴です。
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今回では、3つのメインドーシャ「ヴァータ」「ピッタ」「カファ」
が優勢になった場合の精神異常について触れましたが、
えっ?
それも精神異常のひとつなの?
フツーにそうなんですけど。(笑)
みたいに思わなくもない項目もありましたが、
今回はまだ触りなので、マイルドです。
次回パート2では、この3つが全部悪化した場合について、
さらにはデーモンに乗っ取られた場合の精神異常について触れ
ていきたいと思います。
久しぶりに、めちゃめちゃアーユルヴェディックでマニアックな
内容となっておりますが、
興味のある方はお付き合いください。(笑)
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ここからは、オリエンスハーバルからのご案内です。
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