使い方を間違えると髪がゴワゴワ&頭皮がねっとり? ~美髪エッセンス「米のとぎ汁」洗髪の注意点。~

以前、米のとぎ汁洗髪について書いてからというもの、、
日々のマイヘアケア日課&洗髪は、とぎ汁や米ぬか液が
メインになっているのですが。

◎参照ページ:
インド女性も真っ青?
ギネスブックものの髪の長さや美しさを誇る、ヤオ族女性たちの美髪レシピ

その延長で、自然に、普段からかかせない岩塩入りのお風呂
(岩塩と重曹を入れたお風呂に入るのが日課になって
います)にも、発酵とぎ汁や米ぬか液を加えて入浴するこ
とが増え、気づいたのですが。

こういったミネラルや栄養分たっぷりの米由来発酵液を入れ
ることで、お風呂の水質がさらにマイルドになり、
肌への癒し効果がアップするだけでなく、

シェディングからの害を中和するのにも結構役に立っている
ように思えてきました。

最近、シェディングからの被害を訴える人が増えてきて
いるそうですが、

私もシェディングからの影響をもろに受けたところだった
ので、すぐに納得。

明らかに前よりも空気中に舞っているスパイクタンパクは
濃厚になってると思います。

なので、このところはいつにも増して、お風呂にもたっぷ
り使えるようにと、とぎ汁ヴァージョンと米ぬかヴァージョ
ンのふたつのストックを欠かさずキープしているのですが、

発酵液発酵液あっぷ

先日、一カ月以上発酵させた米ぬか発酵液の方を久しぶりに
使ってみたら、発酵日数が浅いとぎ汁よりも、より美髪効果
が得られました。
栄養分的な面では、やはり米ぬかの方が強いかなと。

ただ、とぎ汁や米ぬか液をあまり頻繁に使い続けてしまうと、
髪や頭皮が徐々にねっとりしてくるのも事実で、

あまりにも髪への効果がよかったのでほぼ毎日使っていたら、
ある時点で頭がかゆくなってきたことがありました。

なので、レギュラーシャンプーとして使いながらも、
たまに(目安としては一週間に一度ぐらい)、シカカイや
シャンプーバー、あるいはしっかり泡立つシャンプーなどで、
頭皮と髪をすっきりさせると◎です。

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するとまた、美髪効果が感じられるサイクルにもどすことが
できます。

米ぬか液は、一リットル程度の水に対し米ぬか大さじ2程度に
柑橘系フルーツの皮を入れるだけで作れ、
(ここで、ショウガやラベンダーやローズマリーなど、他の
フレッシュor乾燥ハーブを入れるのもよし)

とぎ汁は、お米をとぐたびに出るので、使っては減り、
また新しいものを作り、を繰り返せばいいので、
一生ほぼタダ、かつ超リーズナブルです。

というわけで今回は、この優れたナチュラル度100%の美髪の素、
米のとぎ汁や米ぬか液を賢く使うために、

そのメリットとデメリットについて、再度触れておきたいと
思います。

***

♠♠♠ 米のとぎ汁、髪への効果 ♠♠♠

まずはメリットの方です。

🌸育毛促進!

髪を形成するタンパク質・ケラチンを作るには、18種類のアミ
ノ酸が揃う必要があります。
米のとぎ汁には、このうち8種類のアミノ酸が含まれています。

このため、米のとぎ汁を髪に使うと、髪がイキイキ&再生しは
じめます。

米のとぎ汁に含まれるビタミン類(B、C、E)も、髪の成長を
大いに促進します。

🌸髪がしっかりする

米のとぎ汁に含まれるアミノ酸は、髪の成長を助けるだけでなく、
毛根を強くします。また、とぎ汁に含まれるビタミンB群も髪を
丈夫にします。
その結果、抜け毛が減り、髪が美しいまま保たれるようになる
のです。

🌸頭皮の炎症を緩和

米のとぎ汁には抗炎症作用があり、炎症を起こしている頭皮を
鎮める効果があります。

2002年の研究によると、アトピー性皮膚炎の患者が1日2回、
15分間米のとぎ汁に浸かったら症状が改善したということです。

頭皮の炎症が治まれば、健康な髪が生える可能性がぐっと高く
なります。

🌸傷んだ髪を修復して髪の見た目をよくする

米のとぎ汁に含まれるイノシトール(炭水化物の一種)が、
ある研究で発見され、髪に良い影響を与えることがわかりました。
イノシトールは、髪のダメージの修復に大きな役割を果たします。
傷んだ髪に浸透し、内側から補修でき、また髪の表面をなめらか
にして表面の摩擦を減らします
このイノシトールは、洗い流した後も髪に残る性質があり、髪を
ダメージから守るために欠かせない成分です。

イノシトールはまた、髪の弾力性を高め、カールをよりはっきり
させます。

🌸白髪の予防に

米のとぎ汁の抗酸化物質は、髪や頭皮に存在するフリーラジカル
を除去してくれます。

紫外線、環境汚染、ヘアケア製品からの毒素は、髪と頭皮のフリ
ーラジカルの潜在的な原因です。
髪や頭皮にフリーラジカルが蓄積されると、髪が傷みます。
また、白髪の発生を早めます。

***

で、ありがちなデメリットは、こちら。

●タンパク質の過剰蓄積

米にはタンパク質が含まれます。
髪に残ったタンパク質は、実は髪を傷める可能性があるのです。

余分なタンパク質が髪に付着したままの場合、時間が経つとタン
パク質が硬くなり、ヘアトリートメントが効かなくなってきます。
その結果、髪が固くなったりパサパサになったり、縮れたりします。

このため、髪質によっては、週に1、2回程度使うのが無難です。
毎日は使わないでください。

●頭皮が乾燥してフケがボロボロに

米のとぎ汁の副作用でありがちなのは、頭皮の乾燥です。
また、米のとぎ汁を使いすぎてしまうことも問題です。
効果が出始めると、ついつい多めに使ってしまいがちです。

中には、その優れた育毛効果から、毎日使う人もいますし、
まったく洗い流さないという人もいます。

しかし、米のとぎ汁を塗った後、長時間、あるいは一晩中放置する
ようなことがあれば、それは誤った使い方です。

米のとぎ汁が毛根に浸透し、その効果を発揮するには「30分もあれ
ば十分」なのです。

また米にはデンプンが多く含まれているため、頭皮の酵母と混ざっ
て髪の状態を悪くしてしまうこともあります。
そのような場合、米のとぎ汁は週に1、2回にとどめておきましょう。

●髪が臭くなる

米のとぎ汁には多くの健康効果がありますが、発酵状態に何らか
の誤りが生じた場合、異臭を放つことがあります。
(柑橘系フルーツの皮を多めに入れればこれは防げます)

★もしも髪にタンパク質がたまってしまったら…これで解決☆

***

一番ありがちなのは、数回使った後の髪の仕上がりがとても
よいので(特に髪が細く、腰が欲しい場合、髪がしっかりします)、
ついつい使いすぎてしまうこと。

もし使いすぎて髪がゴワゴワしてきた場合は、はじめの方でも書き
ましたが、一旦頭皮と髪を泡立ててしっかり洗い、その後一週間程
度、とぎ汁洗髪断ちをすれば、自然に元にもどるので大丈夫です。

また、髪にはもちろん、お風呂の入浴剤としても是非使ってみてく
ださい。この場合はたっぷりめに入れるのがおすすめです。
肌がトラブルになりにくくなり、また、ジワジワ美白効果も期待で
きます。

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 《自然調和的、ビューティ。》