豆類三昧。~シェディングから体を守る最強料理「インド豆カレー」のすすめ~

最近、貴重な情報源としてよくチェックしている動画チャンネル
で、シェディングに有益なホームレメディとして、その作り方を
紹介しているものがあったので、

どれどれ、、とひとまず覗いてみたのですが。
この動画で13:50あたりから始まってます)

それによると、なんでも、
缶詰のミックスビーンズ(豆類は亜鉛が多く含まれているし。と
いう理由で使っている様子)をつぶして、それにクエン酸をドバ
ドバ入れ、さらにはグレープフルーツを皮ごと投入し、
松葉(シキミ酸)を加えてグツグツ。というもの。

それを濾したものを毎日少しずつ飲むと、シェディングにいいよ~
という動画だったのですが。

…私はこれを見て、かなり突っ込みどころがあり、
「いやー、私なら一生作らんな。」と思ったのでした。(笑)

確かにこの動画のレシピは、材料を見てる分にはシェディングに効
きそうな雰囲気がありますが、

ミックスビーンズに缶詰のものを使っていたり(一般的に缶詰は
フレッシュではありませんし、タマスフードの代表のような食べ物。
さらには重金属の問題もあります)、

使っている鍋はおそらくアルミ製のものかと思われます。
(アルミ鍋は体に有害なものとして注意喚起されているもののひとつ)

これだけでもすでにアウトなのですが、

これらの材料を総合で見ても、ごたまぜミックスゆえにフツーにゲロ
の味しかしなさそうで、見てるだけで「オェっ」てなります。(苦)
なので、私個人的には完全にアウトです。
(まあ、、これらの材料を選んだ気持ちはよくわかるのですが…。)

こんなマズそうな闇鍋エッセンスのようなものをわざわざ作らなくても、

普通にインド料理、特に豆カレーを作って食べたらいいだけで、
しかもおいしいので満足感もあります。

インドカレーなら、シェディングに効果があるとされるシキミ酸が
たっぷり含まれるスパイス、スターアニス(八角)やフェンネルシ
ード(ういきょう)は材料の一部として使ってもなんの違和感もな
くマッチしますし、

しかもカレーは基本、体に入った毒素をフィルターする重要な器官
、肝臓をケアするターメリックを使わずしては作れない料理で、
豆類には亜鉛他の鉄分ミネラルもバランスよく含まれていますし、
一石三~四鳥ぐらいはあるはずです。

https://aneeshatimes.com/wp-content/uploads/2022/02/c7b89-colorful-birds-sitting-on-branch-of-a-tree-wallpaper.jpeg

空気中に人体に有害なスパイクタンパクがフツーに舞っているよう
なこの異常極まりないご時勢に、インド料理は最強かなと最近しみ
じみ思うのでした。

というわけで今回は、アーユルヴェーダにおいても欠かせない、
重要な栄養源となっている豆類のお話をご紹介したいと思います。

***

■アーユルヴェーダのヘルシータンパク質源「豆類」
~ダルがもたらす体への健康効果~

ダル(豆類)は、インド料理ではとてもよく使われる食材です。

インドはヴィーガンの家庭が多く、ダルは主なタンパク質源となっ
ています。そういった家庭ではダルから様々なレシピが作られてい
ます。これは健康的な望ましい選択肢になります。

ベジタリアンにとって、豆類は、タンパク質、複合炭水化物、食物
繊維、ビタミンを含む重要な栄養源です。

ダルは、サラダ、前菜、スープ、メインディッシュ、サイドディッシュ、
デザートなど、多用途に使うことができ、穀物、野菜、ハーブ、スパ
イスなどの他の食材とも相性が抜群です。

豆類には鉄分、タンパク質、食物繊維、カリウム、亜鉛、ビタミン
など、多くの栄養素やミネラルが豊富に含まれ、毎日食べることで
健康な体を維持することができます。

また、食欲をコントロールし、食べ過ぎを防いでくれるので、体重を
減らすのにも役立ちます。

毎日ボウル1杯の豆類を食べれば、心臓の健康が保たれ、心臓血管系
の病気を減らすのにも役立ちます。

アーユルヴェーダの栄養学では、豆類はその日のほぼすべての食事に
含まれ、また、デザートやスナックにも使われています。

豆類に含まれるタンパク質は、肉類、チーズ、卵、魚などに含まれる
タンパク質とは全く異なるものです。

豆類に含まれる植物性タンパク質は、消化に負担がかかるので、
豆類を食べるときはいつも、クミンシード、ショウガ、黒コショウ、
アサフェティダ(アギ)などのような、消化を助けるスパイスを使う
ととても効果的です。

豆料理にこれらのスパイスを加えることで、消化しにくい豆類にあり
がちな膨満感やガスといった副作用を軽減することができます。

Cumin (Seed) - High Plains Spice Company

***

☆ムング(緑豆)

ムングは、すべてのダルの中で最も優れたタンパク源と考えられ、
アーユルヴェーダの解毒食「ケチャリ」には、主にこの豆が使われ
ます。ムングは低脂肪で高タンパクなため、食べる量もとても少なく
て済みます。

また、この豆を割って皮を取り除いたムングダルは、3つのドーシャ
全てに最適で、他の豆類よりも消化が良いので、毎日食べても大丈夫
です。

調理すると、お粥のような硬さになります。
毎日このダルを食べることで、消化器系の問題はほぼ解放されるでしょう。

ムングダルは、栄養価の高さと消化のよさで、アーユルヴェーダの書物で
も賞賛されている豆です。

皮付きのものも、多くの健康上の利点があります。
非常に軽く、消化が良いのが特徴です。

ムングを定期的に食べると、体内の余分なコレステロールを減らすのに
役立ちます。

☆トゥールダル(キマメ)

最も人気があり、「豆類の女王」と呼ばれることもあるトゥールダルは、
黄色の豆で、栄養価が高く、野菜との相性も抜群です。
カリウム、タンパク質、ビタミンB12、炭水化物などの栄養素が含まれて
います。

☆チャナ(ヒヨコ豆)

Chickpea - Uses, Nutrition, Health Benefits and Pictures

チャナダルは、ヒヨコ豆をふたつに割ったもので、同じく黄色です。
ヒヨコ豆は完全に煮込んでも形が崩れず、ナッツのような風味があり、
中東のフマスに使われる豆です。
この豆は最も豊富な栄養タンパク質源で、糖質を下げる効果があると
いわれています。鉄分と葉酸を含み、ヘモグロビン値を上昇させます。
また、骨の発育を促進し、骨の強化にとても役立ちます。

☆マッスールダル(平豆/赤レンズマメ)

Benefits of Masoor dal ( Lentils) - Sneha's Recipe

この豆は抗酸化作用があるため、免疫力を高めるのに役立つとされて
います。
また、肌の健康を促進し、吹き出物やニキビを予防する効果もあり、
この豆を粉にしたものは、美白のためのフェイスパックとしても使われ
ています。
ただ、この豆は尿酸値を上昇させることでも知られ、食べすぎに注意。
他の豆と混ぜて使うのもおすすめです。

☆ウラッドダル(ウーラット豆/ケツルアズキ)

この豆は、インドのスナック「マサラドーサ」や「ウタパ」などに使
われる豆で、栄養価が高く、尿の灼熱感を軽減するのに役立つとされ
ています。水で浸したものをミキサーにかけ、油で揚げると、まるで
白身魚のすりみのような味がするおいしい豆です。

***

■ダルを使った料理の下準備とコツ

これらの豆やダル(豆を二つに割ったものをインドではダルと呼びま
す)は一般的に、使う前に水に浸す必要があります。

ダルは二つに割ってあるので火が簡単にとおり、調理が楽なので、
水に浸すプロセスをはぶく人も多いですが、

水に浸すこと自体が多くの利点があることから、アーユルヴェーダの
専門家は豆を調理する前に必ず水に浸す(一晩浸しておくのがベスト)
ことを推奨しています。

これは、水に浸すことで豆類に「プラーナ(生命力)」を加えることが
できるためです。

また、ある種の豆類にはフィチン酸という化学物質が含まれており、
ミネラルや栄養素の体内吸収を妨げます。
(フィチン酸がたくさん含まれる豆の代表が大豆です)

このフィチン酸などの抗栄養素を分解し、消化しやすくするための
下準備が、調理する前に水に浸しておくことなのです。

豆を水に浸しておけば、体内へのミネラル吸収や栄養価の吸収率は格段
に高まります。

これは、豆をしばらく浸しておくことでフィターゼという酵素が発動し、
このフィターゼがフィチン酸の分解を助けるとともに、カルシウム、鉄、
亜鉛の結合を助けるためです。

これにより、吸収プロセスが大幅に簡素化され、とても効率よく栄養分
が吸収されます。

アーユルヴェーダでは、消化を良くするために、よく調理された豆や
ダルを食べることを勧めています。

また、豆類の消化プロセスが促進されるスパイス、クミン、黒コショウ、
ショウガなどのスパイスをダルや豆に加えるのも重要なポイントです。

調理が簡単で、栄養価も高いダルを食事に取り入れることで、
誰もがその恩恵を受けることができます。

(ただ、すべての豆類が同じというわけではないので、体質や健康上の
問題によっては、人によってある種の豆は向き不向きがあることもあり
ます。)

***

というわけで、マイキッチンにはこれらの豆類が常備されて久しいので
すが、

インドの豆カレーをはじめ、インド料理をよく食べるようにしてからと
いうもの、シェディングからの影響と思われる鼻血も口内炎もおさまっ
ています。

キープしておきたい基本ストックは、この5つ、

ムングダル
ウラッドダル
トゥールダル
ヒヨコ豆
マッスールダル

ですが、
5つも揃えるほど豆好きじゃない場合は、
アーユルヴェーダの浄化&滋養豆ムング(緑豆)と、亜鉛たっぷりで
赤血球への酸素供給を助けるとされるヒヨコ豆だけでもよろしいかと
思います。

ウラッドダルは、水に浸してミキサーにしたものを油で揚げるとまるで
白身魚のすりみのような、ベジタリアンとは思えない味がするので、
魚を食べたいけどベジタリアンを続けたい人におすすめです。

白身魚フライのカロリー一覧と糖質・栄養成分 - 食べ物の情報~マメ知識

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