大豆についての考察。part.3 ~大豆は「発酵させてナンボ」の食べ物~

待ってました、金木犀シーズン到来です。

Osmanthus fragrans aurantiacus - Nurseries Caroliniana

この濃厚な香り、、
もう、たまりません。
まさに天上界の匂い。(笑)

ところでこの金木犀、お茶にして飲んだりもできると
いうことで、

さっそく生の花にお湯を注いで飲んでみたのですが。

金木犀ティー

香りが素晴らしくよく、
女性ホルモンにすごく良さそうな雰囲気がムンムンです。

それと花は苦みがあり、ちょっとローズの花びらに似てい
る感じでした。(収斂作用バッチリ)

お茶にして飲んだ後はすごくお腹が空くので、消化促進剤
にもなると思います。

この金木犀満開シーズンは一瞬で終わってしまうので、
今のうちにフル満喫したいですね。

***

さて、このところ。
大豆loverへの往復ビンタのような内容となっていますが。(笑)

発酵させたものなら完璧な健康食品として活用できるので、
トーフや大豆粉などを使ったものはあくまでもほどほどに。が
ポイントです。

ちなみに私は揚げ出し豆腐が大好物(先日も書きましたが)なので、
1~2ヵ月にいっぺんほどは、大いに楽しみます。

また、お味噌汁の具にする程度の量では害があるとは思えないので、
これもたまにGOです。

でも、大豆ミートに関しては、インド時代にすでに一生分ぐらいは
食べた感があるので、体にもあまりよくないことですし、おそらく
今後はよほどのことがない限り食べることはないでしょう。

数回にわたりお伝えしてきたこのシリーズは、今回で最終回となり
ます。

では、どうぞ。

***

■今日の大豆の健康への危険性<その3>

今日の加工された大豆を食べることによる健康への懸念の続きです。

❀大豆とがん❀

イスラエル、フランス、ドイツなどの様々な団体の専門家が、
大豆が乳がんのリスクを加速させるという懸念を表明しています。

米国のコーネル大学も、乳がんと診断された女性は大豆製品の摂取
に注意すべき。という意見で一致しています。

大豆にはエストロゲンを促進する作用と阻害する作用の両方がある
ため、エストロゲン依存性のがんの予防に役立つ可能性があります
が、促進する可能性もあります。

また、人によっては、ホルモン感受性の高いがんを促進する可能性
もあります。

英国王立協会の科学委員会に所属する独立した専門家は、内分泌か
く乱化学物質に関する報告書を作成し、
「植物性エストロゲンが乳がんの発症リスクを低下させるという
利点が示唆されているにもかかわらず、病気の進行を促進する可能
性があるという証拠もある」と結論づけています。

❀大豆と性欲❀

アジアでは、仏教の僧侶が性欲を抑え、独身を維持するために大豆
を食べていました。
動物実験では、大豆食品が男性のテストステロンレベルを低下させ
ることが示されています。

❀大豆と甲状腺の健康❀

研究によると、今日食べられている大豆の種類と量は、甲状腺に
ダメージを与え、特に中年期に急増している甲状腺関連疾患の一因
になることがわかっています。

ストレスが長期的に副腎に影響を与えるのと同様に、大豆は最初は
甲状腺を刺激するとしても、長期的には過剰なストレスをかける
ことになり、甲状腺障害を引き起こす可能性があります。

大豆エストロゲン(イソフラボン)は内分泌撹乱物質であり、
イソフラボン30mg/日(大豆たんぱく質30g)を摂取しただけで、
だるさ、便秘、体重増加、疲労感などの症状を伴う甲状腺機能低下
症になる可能性があります。

甲状腺の薬を服用している患者は、大豆を食事に取り入れることを
真剣に考え直す必要があります。

1998年、ニュージーランドの毒物学者マイク・フィッツパトリック
博士は、大豆の影響について徹底的に調査し、

「大豆には、毒素や植物性エストロゲンが含まれており、実験では
女性の月経周期を乱すほど強力であることがすぐにわかりました。
また、甲状腺にもダメージを与えるようです。」

と述べました。

この研究はFDAに提出されましたが、何の措置も取られませんでした。
(今ではこれが典型的なFDAの対応です)

❀大豆と腎臓結石❀

大豆タンパク質にはシュウ酸塩が非常に多く含まれており、腎臓結
石になる危険性が非常に高くなります。

シュウ酸塩を含む食品は大豆だけではありません。
他にも、ほうれん草、ピーナッツ、サツマイモ、スイスチャード、
チョコレートなどが含まれています。

ベジタリアンやヴィーガンの食生活では、大豆タンパクを大量に
摂取するなど、シュウ酸塩を多く含む食品を主食として摂取すると、
腎臓結石になる可能性が高くなります。

また、シュウ酸塩の摂取量が多いと、自閉症との関連も指摘されて
います。

❀大豆が「心臓の健康にいい」というキャッチ❀

諸外国では大豆の摂取について警告が出されているにもかかわらず、
米国ではFDAが「大豆は心臓病を予防する」と主張しています。

この主張を裏付けるコンセンサスや独立した長期研究はなく、
米国心臓協会でさえ、
「大豆はコレステロールを下げないだけでなく、心臓病を予防しな
い」と述べています。

また、若いアスリートの死因の第一位である心筋症や、心臓の不整
脈など、大豆がある種の心臓病を増やすのではないかという懸念も
浮上しています。

大豆がコレステロールを下げるという主張は、LDL受容体の活性を
刺激して胆汁の排泄を増やし、体が必要とする脂溶性の甲状腺ホル
モンとステロイドホルモンの両方を失うことにつながるからです。

コレステロールの低下が起こるとすれば、それは払いたくない非常
に高い代償を伴う可能性があります。

大豆にはイソフラボンという植物性エストロゲンが含まれているた
め、エストロゲンの活性を高めることができます。

更年期に大豆を摂取すると、更年期障害の症状が緩和されるという
研究結果がある一方で、エストロゲン活性の増加が乳がんの発症
リスクを高めるという研究結果もあります。

研究結果には一貫性がなく、矛盾が生じています。

大豆イソフラボンには、体内のエストロゲンに似た働きがあり、
閉経後に低下する女性のエストロゲン濃度を上昇させ、
ほてりなどの症状を軽減する効果があるという説もあります。

他の研究では、イソフラボンがエストロゲンを阻害する可能性が
示されています。

このような矛盾が生じる理由は、大豆の影響が人によって異なる
ためであり、大豆は様々な要因によってエストロゲンを増加させ
たり、阻害したりするように見えるため、研究結果が混乱する原
因となっているのかもしれません。

❀大豆と認知機能の低下、アルツハイマーと認知症❀

ハワイ在住の日系アメリカ人を対象とした最近の研究では、
週に2回以上豆腐を食べることと、脳の老化促進に統計的に有意
な関係が明らかになりました。

中年期に豆腐を摂取した参加者は、晩年の認知機能が低下し、
アルツハイマー病や認知症の発症率が高くなっていました。

また、豆腐をたくさん食べた人は、75歳や80歳になる頃には5歳
も老けて見えることも指摘されました。

<大豆の健康への影響に関する研究>

リチャードとヴァレリー・ジェームズ夫妻は、
エキゾチックな鳥を飼育していたときに、
大豆が彼らの希少な鳥を殺していることに気づきました。

ヒナの餌を通常のものから大豆ベースの餌に変えると、
衝撃的な結果が出ることがわかったのです。

不妊の鳥もいれば、死んでしまう鳥もいました。
また、雄鳥の性的成熟が早まりもしました。

そこで彼らは、ニュージーランドの毒物学者、マイク・フィッ
ツパトリック博士に相談しました。

その結果、フィッツパトリック博士は、大豆とその健康への影響
について徹底的な研究を行いました。

大豆に含まれる毒素や植物性エストロゲンは、女性の月経周期を
狂わせるほど強力で、甲状腺にもダメージを与えるらしいことを
発見したのです。

この発見により、英国政府の食品の毒性に関する専門家委員会
(CoT)は、一般的に、大豆に主張されている健康上の利点は明
確な証拠に裏付けられていないと結論づけ、特定の年齢層が大豆
を大量に摂取することで健康上のリスクが生じる可能性があると
判断しました。

米国では、工場で飼育されている動物には、日常的に大豆由来の
飼料が与えられています。

****

加工されまくった大豆製品は問題外として、

トーフやおから、枝豆のような、自然な形のものは、
アルカロイドが含まれるナス科ベジのように妙においしくて、
何度も食べたくなり、しかも不思議と飽きないのですよね。
でも、ほどほどに抑えておいた方がよさそうです。

(やめられない止まらない枝豆)

⇒おすすめ参照ページ:

「自然の食品に含まれる、、ナチュラル・モルヒネ物質のお話。」
「ヴィーガンが合う人、合わない人。」
***

◎◎◎ここからは、オリエンスハーバルからのご案内です◎◎◎

New!

 

♥セットならグンとお買い得です♥

***

 《自然調和的、ビューティ。》