大豆についての考察。part.1 ~大豆は「発酵させてナンボ」の食べ物~

・タイ、終わったな…

先日、タイ発のニュースレターを読んでいると、こんな記事が。

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【国際航空会社、今後5ヶ月間のタイの空港枠の80%を返還】

タイ空港公社(AOT)のニチナイ・シリサマッタカーン社長
によると、10月31日から来年3月26日までの間に、国際航空
会社がタイの6つの国際空港で使用する空港スロットの80%も
返却する方針で、航空業界の回復に対する不安感を示してい
るという。

AOTは、スワンナプーム国際空港、ドンムアン国際空港、
プーケット国際空港、ハットヤイ国際空港、
チェンマイ国際空港、チェンライのメーファルアン国際空港
を運営しています。

同氏は、タイの航空業界が最も低迷していたのは、
今年7月から9月にかけてで、タイ政府がCOVID-19パンデミック
対策としてすべての定期便の運航を停止した後だったと明かした。
その間、6つの国際空港の1日の平均到着数はわずか50人でした。

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タイは最近、訪れる外国人の入国に超厳しい条件(ほとんどい
ちゃもん?)を発表したばかりですが、
その後すぐに、この発表。

もう、外国人来るな!といってるようなもんですね。

といっても、この国の政府はコロコロ方針を変えることでも
有名なので、一か月後にはどうなっているかわかりませんが。

なにせこの世界的茶番自体が、これまで外国人のホリデーに
人気があった都市をよりターゲットにしているようなので、

おそらくこの壮大なる茶番の終焉まで、ドリアン&激うま青
マンゴー(大好物)とは長いお別れになりそうです。

Brooklyn Soda Works: Thai fruits - tamarind, galangal and ...

ちなみに日本は海外と比べたらすごくましだともいわれていま
すが、接種会場のトイレで死んでも「因果関係不明」とか。
ありえなさすぎ…

日本は他の国のように、遂行されている暴力や人権無視が
目の前に現れてはっきりは見えにくいので(これは、あからさ
まに感情を表現したりぶちまけたりしないとてもおとなしい
国民性&人目を異常なまでに気にするからでしょうたぶん)、
一見ましと思えるかもしれませんが。

隠されて見えなくされているだけで、本当にましなのかどうかは
「?」と思うところです。

ブツの副作用に備えて薬剤買い込んで準備万端にしてからブツ
に挑もうなんて考えるの、たぶん日本人ぐらいなのではないで
しょうか。

***

さて今回から数回にわけて、
前回でもちょっと触れた、大豆をテーマにお伝えしたいと思い
ます。

大豆は基本、「発酵させてなんぼ」の健康食品であることが、
意外にもまだあまり知られていないようです。

豆腐、豆乳、ソヤミート。

一見ヘルシー感のあるイメージがあるこれらの大豆製品は、
残念ながら体から栄養を吸い取るように働いてしまっているか
もしれない。そんなお話です。

ちなみにわたしも、揚げ出し豆腐とかは大好物なので、ごくご
くたまに、思い出したように食べることがありますが、

たっぷり食べた翌朝は決まって同じ症状があらわれることが多いです。

どんな症状になるかというと、別に生活に支障をきたすほどの
ことでは全くないのですが、

「関節から栄養がすいとられたような感じ」?
足腰がちょっと弱くなる感じとでもいいましょうか。

ちなみにソヤミート(大豆たんぱく)はインド時代に、当時は
体にいいと思ってよくソヤミートトマトソースパスタを作って
食べていました。

一時期は住んでいる環境柄、いつのまにか気づいたらチャイ以外
はほとんどヴィーガン食しか食べていなかったこともあります。

そのころは、インドヴィザ取得のためにタイに定期的に遊びに来
ていて、毎回タイにいる間はノンベジフードを楽しみにしていま
した。

普段がほとんどヴィーガン寄りのベジタリアンライフになって
いたこともあり、タイで肉や魚などのノンベジフードを食べた
途端、お肌がみるみるプリプリになり、インド疲れが一気に回復
する勢いだったので、足りていない栄養がだいぶあることを
体で思い知りました。
(なにせ当時は、ムンバイの空港までデカン高原の凸凹道路を
5時間近くタクシーに乗りっぱなしでしたし、タイについてすぐは
ヘトヘト状態…)

ここで、おもしろいのが、
普段から肉食の場合は、こうはならないことです。

ある一定の期間、ヴィーガンとかベジタリアンを徹底した後の
「たまに食べるノンベジフード」だと、体がこれまでの栄養不足
を一気に補おうとこれらノンベジフードの栄養分を勢いよく吸収
するので、結果的に体が勢いよく若返ります。

なので、日頃からある程度意図的に「栄養不足状態」を作り出し
ておきつつ、たまに一気にノンベジフードを1、2日のみ食べる。
という食べ方は割といいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、
ヴィーガンで大豆を好んでよく食べる人ならなおさら、知ってお
いて損はない内容です。

****

■今日の大豆の健康への危険性

大豆タンパク質食品メーカーは、大豆の健康効果について様々な
主張をしています。

それは、

更年期障害の症状を和らげ、
コレステロールを下げ、
がんのリスクを減らし、
心臓に良い

といった、魔法のような大豆の特性が、いたるところで見かけら
れます。

実際は、大豆業界が行っている研究は、一般的に偏っています。
またこれらの主張を裏付ける独立した臨床研究が行われていない
のは、市場に出回っている最新の「奇跡の食品」から利益を上げ
ようとする食品メーカーの典型的な試みです。

米国心臓協会でさえ、大豆はコレステロールを低下させず、心臓
病を予防しないと発表しています。

Soya Chunks - Eximcan(ソヤミート)

★今日の大豆は、健康食品ではない!

【伝統文化の大豆】

納豆の原料の大豆は、アジアでは熟成や発酵の方法が開発される
まで、もともと食用ではなく緑肥として使われていました。

発酵が登場したことではじめて、大豆を発酵させてタンパク質や
デンプンを分解し、消化性を高めることができるようになりました。

熱々納豆ご飯は「ナットウキナーゼの死骸を食べている ...

大豆を煮た後、カビの胞子を加え、3日間発酵させた後、塩と水を
加えて何ヶ月も発酵させました。

発酵したものは、元々の豆の状態とは全く異なり、非常に味わい深
いものとなりました。

この発酵物で、味噌、醤油、たまり、納豆などの食品が作られました。

なぜ大豆を発酵させたのでしょう?
発酵させることで消化率が上がり、より栄養価の高い食品になるから
です。

発酵させることで、大豆の消化を助ける善玉菌であるプロバイオティ
クスが生まれます。

発酵はまた、カルシウム、銅、鉄、マグネシウム、亜鉛などの重要な
ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸などの酵素阻害物質を中和しま
す。

この中和により、大豆に含まれる複雑なデンプンや糖質の消化が促進
されます。酵素阻害物質がタンパク質の消化を阻害すると、膵臓の腫
れの原因になります。

発酵は、タンニンやレクチンなどの胃腸の刺激物を中和します。
また、セルロースやその他の化合物が分解されるので、大豆が消化さ
れやすくなります。

中国では豆腐を作る最初のプロセスが豆乳でした。

大豆を水でゆっくりと煮て毒素を取り除き、凝乳剤を加えて豆腐を作
ります。

豆腐の原料となるホエー(乳清)は、反栄養素が含まれているために
捨てられていました。

大豆粉ミルクは、1909年にボルチモアの小児科医が発明したもので、
アジアでは乳児用の大豆粉ミルクは使われていなかったのです。

★大豆の現状 – 模造品だらけ

今日の大豆の問題点は、食べる量が多いだけでなく、加工や精製が多
く、ほとんどの大豆が遺伝子組み換えされているということです。

<豆乳ラテ>は健康的な選択だと思うかもしれませんが、考え直す必
要があります。

On the weekends when i'm lazy i have to go to a cafe ...

巧妙な広告やきれいな写真を見ても、実際ヘルシーではありません。

今日出回る加工大豆は、東洋文化で伝統的に使われてきた健康食品と
は全く異なります。

醤油、味噌、その他の発酵大豆製品は、消化性を高めるために長時間
の発酵プロセスを経る必要がなくなりました。

醤油や味噌などの発酵食品は、消化を良くするための長い発酵工程を
経ることなく、脱脂された大豆たんぱく質を原料とした工業的な粉砕
工程を経ています。

生豆は薄いフレーク状に砕かれ、それを石油系のヘキサン溶剤で浸透
させて大豆油を抽出します。

残ったフレークはトーストして粉砕し、大豆プロテインミールにします。

この大豆プロテインミールの多くは、現在、加工・精製されたフード
チェーン、ペットフード、動物飼料に使用されています。

同様に、大豆粉も漂白・脱臭(油の臭いを消す)されています。

油を蓄える際にできあがるレシチンは、以前は廃棄物として捨てられ
ていましたが、今では食品の乳化剤として何千もの食品に使われてい
ます。

安価なグレードの醤油の多くは、もはや醸造されておらず、2日で作ら
れています。

脱脂した大豆粉を高温高圧で塩酸と混ぜ合わせ、加水分解した植物性タ
ンパク質を作り、その後、塩、カラメル、化学保存料、人工香料などを
加えて、色と味の「似せ」を行います。

この急速な加水分解法では、酵素を反応器として使用し、MSGに含まれ
る不自然な形のグルタミン酸を作り出します。

…これが健康的だと思いますか?

★大豆を含む製品

大豆は私たちの食卓のいたるところにあります。
気づいていようがいまいが、加工食品や包装された食品を食べるとき
は、大豆や大豆由来のものを食べている可能性があります。

そのほとんどが遺伝子組み換えであり、それだけでも健康被害が懸念
されます。

アメリカ以外の国で行われた研究では、遺伝子組み換え食品が深刻な
健康被害をもたらすことが明らかになっています。

今日、何百万人もの人々が経験している慢性的な食物アレルギーの急
増には、遺伝子組み換え作物が関係していると多くの専門家が考えて
います。

ベジタリアンやヴィーガンの人たちは、これまで食べていなかった
食品や乳製品を模倣して食べようと、大量の大豆加工食品を食べます。

★人間の食べ物に含まれる大豆

加工食品、冷凍食品、豆腐、豆乳、ソイスムージー、ソイチーズ、
プロテインパウダー、プロテインバー、サプリメント・ビタミン、
大豆アイスクリーム、フェイクミート、ベビーフード、育児用ミルク、
缶詰、スープ、チョコレートなどです。

大豆由来の成分は、ほとんどすべての加工食品に含まれています。

大豆油は現在、アイスクリーム、マヨネーズ、マーガリン、
ヴィーガンバター、揚げ物、チップス、クッキー、調理済み食品など、
数え切れないほどの食品に多くのメーカーが使用しています。

オメガ6脂肪酸が多く含まれており、オメガ6とオメガ3のバランスを崩
す一因となっています。
水素添加された油として、ファーストフードの揚げ物に使用されてい
ます。

今日流行りの加工大豆は健康食品ではありません!

魔法のように病気を治すわけでもありません。
一部の医療専門家が今でもダイエットに推奨していることは衝撃的
です。

食品メーカーが大豆製品の販売から利益を得ようと殺到したため、
大豆消費は米国の食生活で爆発的に拡大しました。

巧妙で欺瞞的なマーケティング手法は、食品パッケージに虚偽の健康
表示をしたり、健康で活動的な人々が大豆製品を楽しんでいる写真を
載せたりしています。

その多くには「心臓に良い」という言葉がついています。
大豆を利益のために利用する大きなビジネスなのです。

食品業界は何百万ドルもかけて消費者に大豆製品が新たな健康食品
革命の一部であることを納得させ、ばかげた健康上の宣伝を行って
きました。

一般消費者にとって残念なことに、広告は報われました。

皮肉なことに、健康的な食事について最も心配している人たちは、
大豆を健康的な食べ物だと思い込んでいます。

多くの人は、大豆製品は地元の健康食品店(特にダイエット、菜食主義、
菜食主義の食べ物で)のいたるところにあるので、健康食品に違いない
と思っています。

★誤った健康アピール表示

大豆業界が資金提供している研究の中には、大豆が病気のリスクを下げ
ることを宣伝しているものがあります。

当初の考えでは、東アジアの人々の心臓病やある種のがんの罹患率が
低いのは、食生活に大豆が含まれているからではないか、大豆に含ま
れるエストロゲンが健康に良いのではないかと考えられていました。

しかし、この仮説は全くの誤りであることが疫学調査で明らかになりま
した。…

ソース

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スーパーにある醤油のラベルをよくよく見てみると、
原料に「脱脂加工大豆」と書いてあるものがすごく多いです。

そういえば帰国してから、大きなボトル入りの醤油が100均ショップ
で100円で売られているのを見て、以前の日本の印象がそのまま残っ
ていた私は、あまりの安さにカルチャーショックを受け、日本てこん
なに変わったんだ、、と思いました。が。

今思うと、手間暇かかる発酵をすっとばしてたったの2日でできる、
脱脂加工大豆が原料のなんちゃって醤油なら、安くても別に驚き
ませんね。

しかも、味もほとんど本物と見分けがつかないところが、
かなりやばいです。(添加物のなせる技)

このように、あちこちに潜んでいる、姿を変えた大豆加工品ですが、
これじゃ、日本人にアレルギーが異様に多いのも当たり前といえば
当たり前…。

その人の免疫どうこう以前に、食品の質が悪すぎです。

やはり大豆食品は、しっかり発酵させてできている納豆、味噌、
醤油(本物)に限ります。

ところで、京都の味噌って、水あめが入っているものが
多いような気がするのですが、何ゆえ?(謎)

というわけで、次回 part.2 へと続きます。

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