・キッチンガーデンが、いつのまにか昆虫王国に…
すっかりアゲハ蝶とモンシロチョウの産卵所と化したベランダの
キッチンガーデンですが、
先日、遠い遠い昔に見たことがある、新たなある幼虫の姿が。
しかも、、ゴロゴロ5、6匹も…
どうやら植木鉢の底の穴から落っこちてしまった様子。
「…これ、絶対。カブトムシの幼虫だよな…」
近所でカブトムシがフツーに歩いている姿を見かけたことがあっ
たので、すぐにこのかなり大型の幼虫の正体が判明したのでした。
しかし。
植物の種類が増えてくると、寄ってくる生物の種類も自然に増え
てきて楽しくなるね。と日々、昆虫のネイチャーウォッチングを
しているのですが、
昆虫への親しみがどんどん湧いてきているのは、実は、
先日見たサドグルの動画とも関係しています。
それは、ジャングルを統治しているのはライオンやトラといった
動物ではなく、実はとても小さな昆虫たちなのだ、という話で、
表面的に見れば、これらの強い肉食動物たちが森を支配している
ようにしか見えないかもしれないが、本質的な部分ではまったく違い、
そもそも大きさの問題ではなく、意識の問題という。
見ているとわかるのですが、昆虫はその体の軽さからは想像もつかないほどの生命力です。
ジャングルの昆虫たちは365日、毎日朝の同じ時間になると、数秒の狂いもなく、
全員が一定方向に向かって鳴き始めるのだそうです。
子どもの頃からワイルドジャングルにどっぷりと親しんで育った
サドグルがいうのだから間違いないだろうということで、
また、働き者の大アリなどを日々見ていて(足元にいてたま
に気づかずに踏んでしまうことがあり、ヒクヒクいっているアリ
にすごく申し訳なくなることが多々アリ)、すごくしっくりきた
のです。
現在進行中の「人間に追跡デバイスをインストールするためのトンデ
モ茶番悪魔キャンペーン」も、ピークを迎えていますが、
自分たちはライオンやトラだと思っているデーモンたちの滅びは、
今後ゆっくり、かつじっくりと確実に進んでいくことでしょう。
***
さて今回は、「中毒」に関するお話です。
以前からジャンクフードには妙に中毒性があるとは思っていましたが、
その時のモードによって、やたらとジャンクフードが欲しくなったり、
あるいは全く欲しくなくなったりと、波があるわけなのですが、
実は、ジャンクフード、お酒、たばこ、美食などなどの嗜好品という
のは、大麻やアンフェタミンなどのような薬物乱用とほとんど変わら
ない欲求から起こります。
合法か非合法の違いだけで、脳の機能面からみれば、それらは全く同
じものです。
つまり、シャブやマクドナルドの人肉バーガーをやたらと求める脳の
信号は、どちらも全く同じなわけです。
これを、カルフォルニア大学の2人の博士がわかりやすく説明してい
る動画があったので、今回ご紹介したいと思います。
(日本語字幕に切り替えできますが、意味不明な日本語のオンパレー
ドなので、以下にも内容をまとめてみました。)
ここでは、嗜好性の高い食品やものが脳の生化学に変化をもたらし、
結果的にその人を依存症へといざなってしまう可能性について語って
います。
実はこのところ、しばらくの間有益な情報としてみたり読んだりして
いたいくつかの情報サイトを、卒業しました。
発信される内容から、発信者が明らかに酒や嗜好品によってタマス状
態寄りに陥っていることがだんだんわかってきたからです。
まあそれはともかく、肥満の人の脳は、そうでない人と比べて食べ物
を見た時の脳のある部分の光り方が違い、食べてもまるで満たされな
い衝動に付きまとわられ、満たそう満たそうとする衝動に勝てなくな
ってきて、また食べてしまうということを繰り返すことになります。
そのような状態になったときのリセット方法は、最後の方にのせて
いるので、是非参考にどうぞ。
***
私たちはどのようにして、予定以上に食べてしまうのでしょうか?
1年365日、1分1秒を争う生化学的な動きに、誰も意志の力を発揮する
ことなどできません。
なぜ私たちはもっと食べるのか?
何が原因で食べる量が増えてしまったのでしょう?
私たちは、レプチン(肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たし、
食欲と代謝の調節を行うホルモン)という非常に繊細なシステムを
持っていて、500年以上もの間、食べ物の総摂取量を調整することが
できました。
それが、この30年で突然、修復不可能なまでに壊れてしまったのです。
ではなぜ、私たちは必要以上に食べてしまうのでしょうか?
その答えは、脳の生化学的な仕組みを理解することにあります。
なぜかというと、明らかにそれらのシグナルが機能していないから
です。つまり、一つのシグナルは飢餓のシグナルなのですが、これが
明らかに機能していないのです。
それはレプチンです。
レプチンは、脳に「もう十分に食べた」と伝え、エネルギーを適切に
燃やすことができます。
しかし、レプチンのシグナルを受け取らなければ、脳は飢餓状態に
あると勘違いします。
2つ目は、報酬系です。
脳には報酬中枢と呼ばれる領域があり、学名は側坐核といいます。
そしてそこは、ドーパミンが働く部位です。
ドーパミンは神経伝達物質です。
ドーパミンは、喜びの感覚を伝えます。
そしてその喜びとは、言葉は悪いですが、快楽のことです。
しかし、多くの喜びはそうではありません。
より多くの喜びを求める過程で、私たちはドーパミン系を変えてしま
いました。
依存症となる鍵の1つは、ドーパミン系を慢性的に、何度も何度も刺激
しているうちに、そのシステムが壊れてしまうという考え方です。
これには3週間かかります。
(一つの習慣が脳に定着するには21日間かかります)
そうすると、ドーパミンのシグナルの受容体が抑制されます。
その数はどんどん少なくなっています。
***
肥満の人の脳では、食べ物に対する反応が異なることがわかっています。
報酬中枢では、美味しそうな食べ物を見ると、脳のある部分が非常に
明るくなります。
しかし、「好き」という部分は、食べ物を味わうと鈍くなります。
喜びや報酬が増えたのではなく、減ってしまったのです。
これでは、満たされない衝動を抱えて生きているようなものです。
このような低報酬状態、つまり、他の人が得ているのと同じレベルの
報酬を食べ物から得られないことが、不足しているドーパミンを得るた
めに過食を引き起こしていると考えられています。
***
同じ効果を得るためには、もっと食べなければならない。
その現象を「耐性」といいます。
そして、快感をもたらす化学物質を取り除くと、ドーパミンが無くなり、
受容体も少なくなるので、禁断症状が出てきます。
つまり、耐性と禁断症状は依存症の特徴です。
これはニコチンで起こることがわかっています。
私たちがタバコ中毒になるのはこのためです。
アルコールでも同じことが言えます。
コカイン、モルヒネ、大麻でも起こることがわかっています。
あらゆる乱用薬物で起こります。
砂糖でも同じことが言えます。
これが比較的新しいデータです。
砂糖は特に、他の中毒性乱用物質と同じように、報酬中枢の側坐核に
ある同じ因子、同じ受容体をダウンレギュレートすることを示してい
ます。
***
中毒という言葉は強い言い方ですが、特定の食べ物が脳に与える影響
を認識させるには、とても役立つ言葉かもしれません。
肥満になると、報酬系が変化して鈍くなるという証拠もあります。
つまり、マクドナルドを食べ過ぎると、脳に変化が起こることがわかっ
ています。
つまり、依存症の傾向がある特定の人にとって、食べ物は麻薬のような
ものなのです。
肥満になったことで脳内の化学反応が変化したのか、それとも生まれつ
きそのような素質があって肥満になったのか。
そのどちらかである可能性が高いでしょう。
***
誰も肥満を選びません。
肥満から選ばれるのです。
誰かが外に出て行って、今日は肥満になろうかなと言うと思いますか?
生理学があります。
睡眠、摂食、性行為、飲酒など、すべての行為の根底には生化学があり、
すべてホルモンの影響を受けています。
私たちが行為と呼んでいるものは、実はまったく行為などではありませ
ん。生化学的な駆動を認知的に阻害しているのです。
問題は、24時間365日動き続け、実行しないと毎日悪化していく生化学的
欲求に対して、どのくらいの期間、認知的な抑制をかけられるかという
ことです。
1年365日、毎分毎秒続く生化学的な欲求に対して、誰も認知的な抑制や
意志の力を発揮することはできません。それは不可能なのです。
***
私たちは、強迫観念に駆られたり 強迫観念や食中毒になるということ
は、脳の配線の変化を反映していると考えています。
肥満になることで人間が永遠に変わってしまうというのは恐ろしいこと
です。…
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やめたくてもやめられない…。
そんなかっぱえびせんのような状況というのは、わりと日常生活の中
に潜んでいるのではないでしょうか。
脳がそのような状態になってしまう発端となるそもそもの原因は、
日常生活の中の心理的なストレスや感情の抑圧によるものがほとんどだ
と思います。
ただ、一つの習慣(よいものであれ悪いものであれ)ができあがるまで
の時間の長さは「21日間」だということが科学的あるいはヨガ的にも証
明されているので、
これさえおさえておけば、体に悪いとわかっているのに続けてしまう
タバコや飲酒やジャンクフードも、禁断症状覚悟で21日間続けることさ
えできさえすれば、脳をリセットできるということです。
「このつらさもあと〇日…!」と気合を入れてこの21日間さえクリア
すれば、後はどんどん楽になるはず。脳がそれを記憶していくので。
肥満/酒がないとダメ=激タマス状態=不幸感
ともいえますから、
肥満を解消しないかぎり、脳が明晰さを妨害する力がどうしても働き
やすくなり、その結果やたらと悲観的になるといった悪循環がホルモン
のケミカルによって誘導されるので、「不幸感」があるときはまずは
プチ断食がおすすめです。
断食は体を自動洗浄モードにし、物質的なゴミ、感情的なゴミを掃除し
て浄化し、詰まっている回路を開くのに手っ取り早い方法です。
というわけで、食欲の秋ではありますが、プチ断食で脳ケミカルの
リセットのススメでした。
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