・十円玉で銅水づくり

コロナ対策のひとつとして、何気に「銅製のものの使用」 を
おすすめしてきましたが、　　　

先日ふと、小銭入れに入っていたピカピカの十円玉を
見て、頭に電気マークがピカっ。

家に銅製の器がない人でも、十円玉さえあれば、
簡単に銅水が作れるのではないか。と思った次第です。

なにせ十円玉は、95％が銅でできています。

…今、この時期、こんな優れものを使わない手はありまっせん。

ちなみに十円玉は、古くてもかまいません。
ピカピカにしてから使えばOKです。

★家にあるもので十円玉をピカピカにするための参照サイト
はこちら。

コップにピカピカ十円玉を入れて数時間（あるいは一晩）おいた
水を、予防策のひとつとして一日最低１～２杯は飲んでおきた
いところです。

＊＊＊

さて今回は、改めて、断食のススメです。

正確にいうなら、「何も食べなくても大丈夫な、長い時間」に
今のうちに慣れておくことのススメです。

アフターコロナは、もはやこれまでのノーマルにもどることはなく、
ニューノーマルなワールドが控えている説がささやかれる最近
ですが、おそらくこれは、本当の起こることだと私も思います。

「コロナが落ち着いたら…」と、まるで今までの生活がもどる
ことを期待しがちですが、残念ながらその期待は空しくバッサリ
やられる気配が濃厚です。

今のうちに体を断食に慣らしておくと、体の毒素を減らして病気
になりにくい体づくりに役立ち、また、今後やってくるだろう食糧
危機にも、体を備えることができます。

ところで、断食といっても、つらい極端な断食ではなく、バラン
スのとれた栄養満点の効果的な断食にすることがポイントです。

栄養満点の断食？

そんなもの、一体どうやってするんでしょうか。

では、その「実りある断食」のお話に入りましょう。

＊＊＊

■「断食」はあらゆる病気に効く薬
（by Dr. Jagdev Singh）

アーユルヴェーダでは、断食が最良の解毒治療法と考えられて
います。

動物は病気の間、絶食します。
したがってこれは、人間にも当てはまります。

自然療法では、まず始めの治療はとにかく断食です。
これはほとんどの疾患に適用できます。

自然療法は絶食から始まり、そのあと健康的な食事を提唱し、
最後に生活習慣の改善で完了します。

ではなぜ、断食が必要なのでしょうか。

間違った食生活、不健康な食べ物、食べ物の誤った組み合わせ、
食べ過ぎ、消化不良などにより、私たちの体の中には毒素（アーマ）
ができあがってしまいます。

この毒素は、放置しておくと腹部に蓄積して腹部疾患を引き起こし、
ドーシャ（ヴァータ、ピッタ、カファ）や老廃物と混ざり合い、全身に
広がります。

この毒は全身に広がった後、弱点のある臓器（あるいは器官）を
見つけ出し、その部分に病気を引き起こします。

経路は遮断され、身体組織や臓器の本来の機能に影響を及ぼす
ようになります。

このため、アーユルヴェーダでは、病気の主な原因はこの毒素
であることを述べています。

どんな病気であれ、治すには、まず体内に出来上がってしまって
いる毒素を取り除く必要があり、またそれ以上の悪化を防ぐ必要
があります。

この毒素を除去するために、断食が必要となります。

なぜかというと、断食によってこのあらゆる病気の原因となる毒
素を取り除くことができるからです。

このため、断食は「すべての病気に効く、完全な薬」と呼ばれて
います。

最低でも月に一度、理想的には週に一度のペースで丸一日の
断食を定期的に行い、さらに正しい食事プランに従うことで、
毒素の形成が止まります。

そうなれば、あなたはいつでも健康的な生活を送ることができ、
一生病気になることはないでしょう。

＜断食の目的について＞

断食には、次の3つの目的があります。

1.消化器系を完全に休ませること
2.消化器系の解毒と異物除去
3.自然で健康的な消化を取り戻す

断食は、私たちの消化器系に、完全な休息をもたらします。
このため、アーユルヴェーダは1日二食をすすめています。

しかし、人は1日に2回以上、食べ続けていることもあります。
このため消化器系は、休息や治癒のための時間を得ることが
できず、常に機能していなければなりません。

消化器系は自然に回復するために休息を必要とします。

断食は、消化器系だけでなく、体の他の器官にも治癒プロセス
をもたらします。

病気になると、食欲は自然に減退します。
ということは、自然はあなたの体調がよくなるまで、あなたが食
べ物を食べないことを望んでいることを示しています。

数日経てば、体は食べ物を求めるようになります。
そのときが、食べ物を体に与えるべき適切な時間です。

断食は消化器系を解毒し、異物を取り除くのに役立ちます。

研究では、断食が体内の酸化的ダメージと炎症を減少させる
ことが報告されています。
この二つの要因は、ほとんどすべての疾患にあてはまります。

そのため断食は、あらゆる種類の心臓病、神経疾患、肥満、
高血圧、喘息、関節炎からあなたを守ることができます。

また断食には、微生物や異物を撃退する働きもあります。
断食は免疫力を高め、体を癒します。

＜断食は、健康的な消化を回復させる＞

絶食は消化器系に休息を与え、毒素を除去する。

それで、あなたは健康な消化を回復させました。

健康的な消化は体内の毒素の蓄積を防ぎ、全体的な健康を回復させます。

＜どのぐらい断食すればOK？＞

食物を全く食べない完全な断食の期間は、その人の健康状態によって
違いますが、アーユルヴェーダでは通常、5日間の断食を推奨しています。
また、慢性発熱の場合を除き、長期の断食は推奨されていません。

ほとんどの場合、ヴァータタイプとピッタタイプの人たちは、一日以上断食
すべきではありません。
このタイプの人たちは、長時間の断食でヴァータドーシャを増やしかねま
せん。このため、断食は慎重に行うべきです。

ですが、これらのタイプの人たちは、間欠的な断食ならすることができ、
そのメリットも得られます。

間欠的断食では、 8時間以内に食物を摂取すべきで、毎日16時間はど
んな食物であれ一切食べるべきではありません。

一方、カファタイプの人たちは、３～５日間の断食、または食欲が出てき
て効果的な断食の兆候が表れるまで、断食を続けることが可能です。

断食期間の基本的な原則は、

「断食は食欲がなくなったときに始まり、体が食欲を感じて食べ物を熱
望するようになれば終了」

です。

この原則でいえば、断食の時間は決まっていません。
したがって、効果的な断食の兆候が現れるまでは断食を続けるべき、
ということになります。

★効果的な断食の兆候：

1.食欲増進
2.エネルギーの増加
3.身体の軽さを感じる
4.心／マインドの明快さ
5.清潔な舌の状態になる（舌の変色／白、黒、または黄色が消える）
6.腹部膨満感、ガス、腹部膨満感などの消化器系疾患がなくなる
7.食欲を感じ、体が激しく食物を要求する

自然療法では、ほとんどの病気において、3日間の断食がすすめられ
ます。ただし、慢性疾患患者や虚弱患者は、断食は1日だけにします。

なのでまず、1日断食から始めます。
日数は、体が断食に耐えられるようになれば長くなります。
これはその人の体力によります。

ヴァータタイプは一般的に弱く、ピッタタイプには強い空腹感があります。
このため、一日断食が目的にかないます。
カファタイプは、長時間、問題なく断食ができます。

健康な人は、より健康で幸せで長生きするために、週に1回は断食を
するべきです。

＜結論＞

断食の長さは、患者の体力に応じて異なります。
自然療法を受けている場合は、体の弱い方は1日、体の強い方は3日
間断食してください。

予防策としては、週に1回、1日断食をすることです。

☆断食の仕方（３タイプ）

第1の方法：
とっていいのは、水だけです。
推奨される期間 (1～3日) は、一切何も食べてはいけません。
これは理想的な方法です。

第2の方法：
ココナッツウォーターもOK。
一般的に、ピッタタイプは食欲が旺盛です。
ですから、1日だけの断食も、このタイプにはとても難しいのです。
食欲が極端にあったり、我慢できないときは、必要なときにココナッツ
ウォーターを飲むことができます。

第3の方法：
これは断続的な断食です。
1日8時間以内に食べ、毎日16時間は絶食してください。
これは現代風の実行しやすい断食法で、植物性食品だけを作ると
非常に効果的です。

8時間以内に、健康的なものなら何でも食べることができます。
そして8時間以降は、何も食べることができません。

例えば、朝8時に朝食をとった場合、その日の最後の食事は午後
4時前でなければなりません。
午後4時から翌朝の8時までは絶食ということです。

この方法は、肥満、心臓病、代謝障害、多嚢胞性卵巣、ホルモン
バランスの乱れ、脂肪肝などの病気にかかっている場合に最も役立
ちます。

＊＊＊

いかがでしたでしょうか。

実は私も、コロナ騒ぎの前までは、週三回、上の第3の方法で
断食をしていたのですが、自粛なんちゃらですっかり酒飲みにな
ってしまい、、（日本は異様にお酒がおいしいので）

最近また、断食を復活させて、ボディリセットをはかっています。

私たちの体というものは本当によくできているもので、
体の持ち主が正しくケアすれば、みるみるそれに応えてくれる
なんとも頼もしく忠実な機械であり、相棒です。

また、春は体のお掃除（解毒）にも適した季節。
感染も、毒を溜めている人ほど危険にさらされやすいので、
リスク回避にも最適です。

 

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