・最近の免疫強化日課
このところ、私の住む関西は、
「中国や韓国からはもちろん、海外からの旅行者が多いのに、
コロナの感染者が異様に少ない」ことから、
病院側が感染者数を隠蔽している疑惑が浮上しているのですが。
なにせ感染しててもまったく症状が表れていなかったら、表面的に
見える部分からだけでは判断のしようがないですね。
異例ウィルスへの対策に関しては、それぞれの個人が免疫を強化
するしかないということで、、
最近はずっと、ホットアムラを朝起きがけにひとすすりし、
たまにニームティーをとりつつ、
週3回ほどは夕ご飯なしのオートファジー断食(ランチをがっつり食べ、
その後は翌朝の朝ごはんまで一切モノを食べない、18時間程度の
断食)に励み、
体にウィルスの温床となる毒素の蓄積を未然に防ぐという日課を
まめにやってます。
そして最近は、さらにもうひとつ、日課を追加しました。
それは、コレです。

「柑橘系の皮」です。
(食べ終わったものを捨てずに集めてます)
これを手で砕いてポットの中に入れ、熱湯を注ぎ、
ふやかしたものをハーブティーとして、一日2回ほどまめに飲んでます。
(飲み干しました、の図)
…私は密かに、これがとてもパワフルな予防薬になるのではと
睨んでいます。
(その根拠は、ただ今連載中@トリニティさんのコラム、
『身近なものでヘルスケア&美容。シリーズ』の方ををご覧ください。)
さて、今回も引き続き、免疫を強くすることに関したテーマでお届けした
いと思うのですが、
前回では、強い免疫は私たちの「オージャス」なるミステリアスで
若干とらえどころのない物質と密接に関係していることをお伝えしました。
今回は、免疫はもちろん、ライフ全般にも多大な影響を与えるオージャス
の重要性に迫ってみたいと思います。
☆☆☆
■オージャスとプラーナ、テジャスの関係
「プラーナ」とは、繊細な生命エネルギーのことで、器官すべて
を活性化し、私たちを柔軟にさせ幸せのために行動させる「気」
ともいえるものです。
「テジャス」は、私たちの内なる輝きと創造性のことです。
そしてオージャスは、この二つのエネルギー、プラーナとテジャ
スを保護する、大切なクッションのようなもので、この二つが
安全に成長するように助けます。
***
ところで私たちはこのオージャスなしには、ほんの小さな刺激
のひとつひとつに悩まされることになります。
またそれぞれの変化が、私たちの気分をかき乱すことになる
でしょう。
オージャスがあることで私たちは守られ、平静さを身につける
ことができ、自分が何者であり、何を表現するためにここ(地球)
にいるのか、に対する信頼を深めます。
プラーナ、テジャス、オージャスを強化するには、体の特定の
部位との接触(「マルマセラピー」と呼ばれるもの)で、
これらの微妙でありながらも本質的な三つのエネルギーを
育て上げることができます。
***
プラーナが豊富な食べ物とは、愛情と敬意が注がれ良い土壌
で育まれた食べ物のことです。
私たちはこうした食べ物の他に、呼吸を通じてプラーナを受け
取っています。
相互に行う鼻孔呼吸(プラーナヤマ)は、あらゆる体質の人た
ちが安全にプラーナを滋養するための伝統的な方法のひとつ
です。
プラーナの質は明るく軽やかですが、テジャスは食べ物と私た
ち自身の内なる輝きと炎に関係しているエネルギーで、
色、美しさ、音で表現されます。
花の優しさは、花の中にいるスピリット(霊)によるものです。
高い山の草原で咲き乱れる野草を見て楽しむと、またプラー
ナが豊かな食べ物からの栄養は、私たちのテジャスを復活
させます。
私たちの生と食事を祝福することもまた、テジャスを生み出す
もうひとつの方法です。
人生には避けることができない変化がありますが、そんな時
にオージャスが私たちを助けてくれます。
オージャスは私たちを危害から守り、プラーナとテジャスを穏
やかに発達させる、ひんやりとした活力クッションです。
オージャスは私たちの免疫と冷静さを強化します。
私たちの惑星のオゾン層は、ちょうど私たちのオージャスの
ようなものです。
オゾン層は地球上すべてのものを守るためにあります。
オゾン層がなければ、私たちは宇宙が放つ放射線に対して
脆弱です。
同様に、私たちがそれぞれ個人的に持つオージャスは、身
体的そして感情的な免疫を強化することで私たちを保護し、
小さな出来事に煩わされることが少なくなり、人生の目的を
よりよく達成できるようになります。
愛する優しさ、ユーモアのセンス、着実な精神的修行の実
践、流れる水のほとりでの休息や熟考、高い目的への献身、
これらはすべて、私たちのオージャスを育みます。
また、必要なものについて現実的な感覚を持ち、それを受け
取ることは、オージャスをサポートします。
脳のガンマ波は、私たちが普遍的な愛と利他主義の状態に
あるとき、非常に活発であることが研究で明らかになりました。
これらの脳波は、神経系がオージャスを発現させるひとつの
方法だということが言えます。
そしてオージャスを発達させること自体が、私たち自身にも
利益をもたらします。
このため、オージャスを枯渇させないこと、常に作り上げて
更新しつづけることは、とても重要なことなのです。
愛を感じるものや人のことを考えると、私たちはすぐに心が
開き、そうしないと心が狭くなります。
そして自分に集中すればするほど、緊張します。
もし私たちが自分を追い詰め、滋養の必要性に注意を払わ
す、休息とスペースをとらなければ、
身体的な病気や精神的な病いを引き起こすリスクは高まり
ます。
テジャスとプラーナは、オージャスなしには繁栄することが
できず、私たちに害を与えることさえあるかもしれません。
オージャスが極度の疲労や過剰なヴァータ、過剰な負担か
ら縮こまっているなら、プラーナやテジャスが必要とする健
康的な器を提供することはできません。
その結果として、自己免疫疾患あるいは精神障害が生じる
ことがあります。
オージャスが不足すると、プラーナは異常に活発な状態に
なり、テジャスは躁病(熱狂的なとても興奮した状態)とな
って表れます。
神経疲労のリスクがある場合や、自己免疫機能が低下し
ている場合は、プラーナやテジャスではなく、まずはじめに
オージャスを立ち上げる必要があります。
そのためには、安静、刺激を減らすこと、自然の中で時間
を過ごすこと、食事と水分の補給、マルマセラピー(体に
あるツボに接触しておこなう安全なセルフケア方法)が役
立ちます。
(国際的なアーユルヴェーダの作家・料理家の
Amadea Morningstar の言葉より)
☆☆☆
…まずはオージャス。それからプラーナとテジャス。
日々、質のいいオージャスをはぐくみましょう。

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