タイの旧正月ソンクランシーズンも終盤に近づき、、
最終日の明日はおそらく、すっかり祭りモードも収まっているのでは
ないかと思われるタイはバンコク。
（なにせお祭りというのは始まる前と初日２日ぐらいがピークになるのが常）
実はソンクラン前に部屋の水漏れ問題が発覚し、
急遽同じアパートの上の階に引越すことになり、、
これが思いのほか見晴らしがよくて快適＆静かで
まるで引きこもりを応援されているかのようなお正月らしい時間となりました。
さて、前回の次回予告どおり。
まずは抜け毛に悩んできたある男性のエピソードをご紹介しましょう。
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■私に起こった物語。
これはあなたにどんな意味をもたらすでしょうか。■
…私は29歳になった時に、ある種の「目覚め」体験をしました。
ある朝、私は鏡を見て髪を触りました。
そして突然、左右のこめかみの部分が真剣に薄くなっていることに
気づきました。
そうです、あの恐ろしいM形のラインです。
このラインは即座に、私を実際の年齢よりも5歳以上、上に見せました。
私は当時、これにびっくり仰天し、立ち尽くしたことを覚えています。
恐怖感と信じられない気持ちで鏡を見つめました。
というのも、どうしたらその事実を受け入れることなどできるでしょう？
私はまだ29歳でした。
一体どうすればいーんだ？？？？
よりによってなんで私に？？！
鏡に映る私の姿がひどく嫌で、
もちろんそんな状態を憎みました。
しかし、そのショックとともに、現実は変えられませんでした…。
どれだけ怒りを感じようが、
事実は否定できなかったのです。
避けようがないことが起こっていました。
…私は禿かかっていました！
私の髪は大幅に薄くなり、後退していました。
「完全に髪がなくなるまで、、あとどれぐらい時間が残っているんだろう？」
そう思いました。
その日はずっとそのことが頭から離れませんでした…。
そしてそれが、私にとって、回復のための長く残酷で苦しい旅の始まりと
なりました。
その後の数週間、数ヶ月という時間、私はとても人目を気にするようになり
ました。
どこへ行くのにも帽子をかぶりました。
誰にも髪が脱毛していることを知られたくなかったのです！
その時から私は、一人の科学者となり、同時に実験台になりました。
私はネットに何百時間も費やし、研究フォーラムや、ブログ、20以上の
自然治癒、医学書などを調べ、そして育毛製品ユーザーの100のレビュー
を読みました。
医者やヘアケアセンターの専門家たちにも相談しました。
しかし、どんな治療であれ、簡単に3000～2万ドル（32～214万円）以上の
コストがかかり、クレイジーなものばかりでした。
そんな中、私は平静を保ちながら、
究極の治療法探しのための旅を続けました…。
その途中で、日本の古代の髪強壮剤を発見しました。
試してみましたが、全く効果はありませんでした…。
私はその後、FDA（アメリカ食品医薬品局）で承認されているミノキシジル
とフィナステリドの両方を使用した育毛剤を発見しました。
（これは今でも、ロニテン／経口、ミントップ、アメキシジル、
ロゲインなどといった多くの商品名で販売されています）
私は興奮しました！
確かにそれはバカ高いものでしたが、値段などもうどうでもよかったのです。
私が相談した人たちは誰もが口をそろえ、それは効果があるといいました。
そして、最初はうまくいきました。
私の頭に、髪の毛がたくさん戻りました。
…しかし。それはすべてを失うだけでした。
使うことをやめた途端に、以前よりもさらに抜け毛がひどくなったのです。
ついでにいうと、ミノキシジルとフィナステリドを含むものはすべて、
（塗るものであろうが錠剤であろうが）
どんな医者やヘアケア専門家が「効く」と言ったとしても、、
私は個人的な経験から、あなたに言います。
どんな犠牲を払っても、絶対に使ってはならないと。
こういった薬は、あなたの体の内部システムを破壊します。
これらの薬は純粋な化学物質です。
110％、いいことはありません。
そしてその副作用たるや、長期的にあなたにとって悪夢となるでしょう。
これに手を伸ばす前に、本当によく考えてください。
早い話が、私は何か新しいことを試すたびに、
解決策を見つけたと思って希望を持ちました。
そして毎回、何も変わりはしないことを知り、
とても大きな失望で平手打ちをくらいました。
私はすっかり落ち込んでしまいました。
残りの人生を髪の毛なしに生きなければならないと思い始めました。
もう諦めかけていたときに、私は思いもかけず偶然に、
今まで考えたこともなかった奇妙な組み合わせを見つけました。
2012年の初めに「エコ・ハーブ・セラム」という製品を見つけました。
（注：原料はカフィアライム、ニーム、ハイビスカスといった
伝統ハーブで作られているもの。）
値段は安く、さらに重要だったことは、ハーブがベースとなっていた
ことです。
そしてほんの数ヵ月後に、私の抜け毛は完全に止まり、
頭中に赤ちゃんのような毛が芽生えはじめました…。
今、私が自信を完全に取り戻したことは、想像ができるかと思います。
1年以上に及んだ、血、汗、涙のバトルが、ついに終了しました。…（略）
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とまあ、こんなお話です。
私自身、日本で都会暮らしをしていた頃はよく、
「もしかしたら30歳までには、まじめに髪がなくなるかもなぁ…」と思って
いました。インド暮らしを始めることになる前のことです。
実際、インドで暮らし、アーユルヴェーダとアーユルヴェーダのハーブに
出会うことがなかったなら、、
今頃まじめに髪がなかったかもしれません。
（なにせ生まれ持った体質が激ピッタですから…）
インドへ渡る前の日常生活では、まっすぐストレートな髪を「よし」とする
コマーシャルやらにすっかり踊らされ、
月一ペースで市販のストレートパーマ液を頭皮にかぶっては、
大好物は簡単に食べれるレトルトの中華丼の素（常にキープ）、さらには
忙しさからコンビニのおにぎりで食事を歩きながら済ます（！）ということ
もフツーでした。
生えてくる髪はか弱すぎて途中で切れてしまうため、
ショートカットにしかできず。
ロングヘアに憧れはあったものの、なにせ勝手に髪が切れてしまいなかなか
伸びないので、完全に諦めていた時代です。
（ちなみにインド暮らし時代以降は、そして今もなお、フツーにロングヘア
がキープできています。そして最近、カフィアライム＋ローズマリーベース
のヘアケアに変えてからというもの、髪のボリュームがいつになくキープで
きている今日この頃です）
＊＊＊
■現代の逆症療法による抜け毛治療の落とし穴：
抜け毛の原因にはさまざまな要素が考えられ、実際、なにが原因になってい
るかを診断するのは医者やその筋のエキスパートでも、とても難しいのが現
実です。
ほとんどの場合は、抜け毛の根本原因を治療するために薬物療法が用いられ
ます。
しかし。その根本的な原因がそもそもよく理解されていない場合、
どんな薬物療法も成功しない可能性があります。
一方、アーユルヴェーダでは、食事やハーブを中心にした体内のホルモンバ
ランスを自然にとるような方法を使って頭皮を体の内側から促進させながら、
外用薬としてのハーブを併用し、育毛を促進します。
つまり、外側からのケアと内側からのケアがベストということですね。
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