Evilはびこる現代に、、邪悪に染まらないためのコツ。 part.1

最近、家の近所に、
「FRIED DAYS」なるフライドチキンメインのファーストフードショップ
ができ、、

「まるで金曜日みたいな味!」という、わかるようなわからないような
キャッチがついた、大きな看板がドーンと飾られているこのお店、

開店当初から、特にランチタイムは連日の賑わい。

フライドチキンとフライドポテトの大きな看板を眺めているうちに、
脳がなんだか洗脳されて、すごく食べたくなってきますね。。

というわけで近々、味見しに偵察に行こうと思うのですが。

さて、
ファーストフードといえば、「タマス質」の食べ物の代表のような食べ物。

先日、アメリカで起きたラスベガス乱射のニュースを見た時、
すぐさま頭に浮かんだことは、

「この犯人、きっと普段からタマス質の食べ物ばっかり食べてて、
脳にタマスが溜まってたんだろうな…。」

事件を起こすまでの彼が送っていたタマスな生活が、なんだか目に浮かぶ
ようでした。

ちなみにタマス質というのは、

インドのヒンドゥー教の聖典「バガヴァッド・ギータ」
(マハトマ・ガンディーを含む多くのインド独立運動の指導者に影響を
与えたといわれている古典で、「ギータ」と省略して呼ばれることもあり
ます)に叙述されている「グナ概念」に出てくる三つの質のうちの
ひとつのことで、

このグナ概念は、アーユルヴェーダ関連の書籍の中でもよく登場する
のですが、「すべてのものや人は、これらの三つの質を異なる比率で持っ
ている」という考え方のことで、

グナという言葉自体は、「質」「美徳」「特性」といった意味合いです。

それぞれの三つの質は、

・サットヴァ(知恵、調和、純粋性)
・ラジャス(情熱、活動、野心)
・タマス(無知、混沌、破壊)

と呼ばれています。

 

それぞれの質を行為でみるなら、

《サットヴァ質的な行為》
善良。慎重。執着がない。結果に対しての渇望がない。

《ラジャス質的な行為》
喜びへの渇望によってつき動かされる行為。利己主義。
結果を生むための努力。

《タマス質的な行為》
妄想による行為。起こる結果を放置、無視。他人や自己への
損害を考慮しない。

となります。

 

で。
私たちは常日頃から、知りながら、あるいは知らず知らずのうちに、
これらの三つの質をシーソーのように行ったり来たりしながら
バランスをとって暮らしていて、

時期により、あるいはその人の精神状態により、その人の中で
ある一つの質が高まったり弱まったりします。

どの質をどれだけ自分の中に育てるかは、完全に本人の意思にまかされ
ていて自由なので、どの質に傾くかは、その人次第で、

基本、ヨガや瞑想、食事方法などを実践して、
サットヴァを目指すことが理想とされています。

また、これらの三つの質は、本人の意思とは関係ないところで起こる戦争
や大きな災害といった外部からもたらされる出来事からの影響もあり、

ここでやっかいなのは、流されるままに受身に生きてると、どんどん邪気
(=タマス質)が体やマインドに溜まってしまいかねないこと。

邪気というと、なんだかおどろおどろしいイメージがありますが、

普段の生活の中で、あるいは人生を通じてずっと、
大きさはさまざまながらもフツーに存在し、

邪気は外からもらうこともあれば、自分で作りだしてることもあり、

タマス質は、他の二つの質と同じように、生きる上ではある程度
必要な質でもあるので、

私たちは普段、結構それになじんで暮らし、
生きてるだけで邪気は自然に溜まります。(まるで皮膚の古い角質
みたいに)

溜まってることに気づいたら、抜いてリフレッシュ&調整。
それが健康にも大いにつながることになるのですが、

溜まっていることに全く気づかないと、それはかなりの猛毒になって
私たちの心と体の健康を害するのが、タマス質。

タマス質を濃厚に溜め込んでしまった一人の人間が、
どれだけの害を多くの人たちに及ぼしえるか、、

それは極悪ニュースの類いを見れば、一目瞭然。

タマス質は、生きる上で多少なり必要な質といえど、
人をどんどん魔物にしてしまうこともあるデビルな質ともいえます。

なので、いつのまにか自分でも知らないうちにデビルな人間になってし
まわぬよう、注意が必要なわけです。

というわけで、今回からは数回にわけて、このややマニアックなテーマ
でお送りしたいと思います。

まずはグナのひとつめの質「サットヴァ」について。

 

★サットヴァ質について★

サットヴァ質のマインドは、すべてを理解し、そして最適化したい
と考えます。
また、冷静に物事をクリアにし、洞察を深めたいと願います。

サットヴァ状態にある時は、私たちはいつも、物事に対し、どうすれば
よりよくなるかを考え、それを行動に移し、また、物事をより正確にし
ようと考えます。

サットヴァの伝統的な色は白です。
サットヴァ状態では、気分は明るく、高尚です。

【サットヴァの美徳】

知恵
目覚めている意識
内省的で思慮深い
洞察力
正義・公正

【サットヴァの欠陥モード】

学者ぶり、もったいぶり
抽象的な考え方による麻痺など

【サットヴァ的な行為】

内省、内観
書くこと
プランすること
学ぶこと
システムの再構成、改善

 

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…長くなってしまったので、
残りのふたつ「ラジャス質」「タマス質」は、また次回に!

 

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