しっとり潤った、モチモチ肌。
・・うーん、、なんて魅力的なんでしょう。(笑)
やはり肌は、潤っててナンボ。みたいなところがありますね。
というわけで今回は、そんな潤い肌を保つための、自然素材を使った
保湿レシピについてご紹介したいと思います。
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アーユルヴェーダによれば、お肌のタイプはおおまかにいって
・ヴァータ肌
皮膚が薄く乾燥している敏感肌。
・ピッタ肌
柔らかくて温かい、ややオイリーな肌。
・カファ肌
ぽっちゃり、オイリーでひんやり冷たい肌。
の三つがあります。
肌は、ストレスや気候の変化、大気汚染、普段食べている食べ物、
消化関連の不調などが原因で、アンバランスになることがあり、、
☆ヴァータ肌がアンバランスになると・・
⇒あかぎれ、時期尚早のシワ、目の下のクマ
☆ピッタ肌がアンバランスになると・・
⇒湿疹、しみそばかす、肌の変色
☆カファ肌がアンバランスになると・・
⇒冷たくベトベト、過剰な皮脂、浮腫
といった症状が現れるのが特徴です。
また、できるシワによって、ある程度アンバランスが予測でき、
ヴァータのシワ ⇒額にできる横ジワ
ピッタのシワ ⇒目尻のシワ、眉の間にできる斜めジワ
カファのシワ ⇒口の周りやアゴのシワ
となって現れるといわれています。
■アーユルヴェーダ的な保湿方法
アーユルヴェーダな保湿剤は、八百屋や果物やで手に入るような、
「口に入れることができるもの」がメインです。
市販の保湿剤との大きな違いは、肌の深い層を詰まらせてしまうこと
がある保存料類を一切肌につけなくても済むところです。
(市販のスキンケア製品のほとんどは、かさを増やすための増量剤と
して水分が加えられていて、水はそのままではバクテリアが繁殖して
しまうので、化学保存料の添加が必須になります)
スキンケアにおいて、アーユルヴェーダが重視していることのひとつ
は、肌の機能を回復させること。
この具体的な方法は、
保湿する前にまず、肌の奥深くへ栄養分(主にオイル)を送り込んで、
肌の奥に溜まっている不純物を引っ張り出しておき、
肌を浄化させた後で、はじめて保湿します。
こうすると、よりスムーズに保湿ができるのですね。
(アーユルヴェーダにおいて、何かとオイルがたっぷり使われるのは、
このためです。)
■肌を輝かせるハーブ
ここで、それぞれの肌タイプにいいハーブを見てみましょう。
☆ヴァータ肌には「ブラーミ」
→ ブラーミはヴァータのデリケートで乾燥した肌を保湿し、サポートします。
☆ピッタ肌には「アムラ」
→ アムラはフリーラジカルを掃除する、肌をひんやりさせる、そして
肌の弾力をサポートする。
☆カファ肌には「ターメリック」
→ ターメリックはリンパ動かしハーブ。肌の最適な機能をサポートします。
★★自宅でできる、アーユルヴェーダ保湿レシピ★★
肌のアンバランス状態にあわせて、レッツ保湿!
◎ヴァータ肌のための基本保湿パック:
牛乳と生ハチミツを同量ずつ混ぜ合わせてペーストを作り、
顔に塗って3~5分置いた後、よく流します。
「ヴァータ肌でヴァータのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ブラーミ小さじ1/4 を加えます。
「ヴァータ肌でピッタのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + アムラ小さじ1/4
「ヴァータ肌でカファのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ターメリック小さじ1/4
◎ピッタ肌のための基本保湿パック:
牛乳、完熟バナナ、パパイヤをそれぞれ同量ずつ混ぜ合わせて
ペーストを作り、顔に塗って2~10分置いた後、よく流します。
「ピッタ肌でヴァータのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ブラーミ小さじ1/4 を加えます。
「ピッタ肌でピッタのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + アムラ小さじ1/4
「ピッタ肌でカファのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ターメリック小さじ1/4
◎カファ肌のための基本保湿パック:
生のハチミツ、レモン汁を同量の割合で混ぜ合わせます。
顔(全身にぬってもよし)に塗って10分置きます。
「カファ肌でヴァータのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ブラーミ小さじ1/4 を加えます。
「カファ肌でピッタのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + アムラ小さじ1/4
「カファ肌でカファのアンバランスがある場合」:
上の基本ペースト + ターメリック小さじ1/4
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肌のアンバランスは、環境、季節の影響などから、そのときそのときで
変化するもの。
特に日本は四季の変化がはっきりしているので、季節的な影響は顕著に
なります。
微妙にレシピを使い分けて、「いつでも美肌」をキープしましょう。