先日、、
外国人が行き交うエリアの道端で、
畳一畳ぐらいのシートにわずかな売り物を並べ、
ちょこんと座ったおばあさんにふと目が止まり、
その数点並んだ品物の中に、ニームの枝つきつぼみ&花(上の画像)
が積み上げられているのを発見。
やってきました、ニームの季節!ということで、
おばあさんのところへ歩み寄り、積み上げられていた枝つきニーム
の約半分を、ごっそりゲットしました。
タイでは、ニームにつぼみがつく今の季節は、生ニームの食べ時で、
この部分を一分間ほど茹でて、甘いタレをつけて食べるのが
風習になっています。
この食べ方を知ったとき、
すごい、、ニームをそんな風にして食べるのか!と、ちょっと感動したのですが。
タイのニームは、インドのニームと比べると葉っぱが柔らかく、
苦味にもマイルド感があるので、食べやすいです。
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ニームは、毎年3月と4月頃になると収穫され、健康全体や免疫を
サポートするために伝統的に食べられているハーブ。
が、タイでは、かなり早めの様子。
柔らかくて食べやすいうちに食べてしまおう、ということなのでしょうか。
アーユルヴェーダでは、それぞれの季節の旬の食べ物を食べること
自体が、免疫強化につながると教えていますが、
ニームは、血液、肌、肝臓を洗浄し、解毒することもさることながら、
健康的な消化力と免疫のための腸環境を作り上げるためにもってこいの
ハーブで、
腸内をタワシのようにスクラブして洗浄しながら、腸内の悪いバクテリア
を増殖させることなしに、よいバクテリアの繁殖をサポートしてくれます。
これが最終的に、血液とリンパ動かし器のような働きになり、体内の毒素
を確実に除去し、免疫系のファイター・白血球の循環を促すといわれています。
特に、今の時期のような、春の前の1月や2月にニームの葉をとっておけば、
免疫はすぐさま発動モードがスイッチオン状態になり、その効果は次の冬まで
の一年中続くということです。
・・ニームパワー、恐るべし。
一方、ニームは「肌の女王」としても親しまれていますが、
これは、腸がきれいになれば肌もきれいになる。ということと関係しています。
さらに外用として使うことで、肌の保湿や柔軟剤のように働くので、
体の内側と外側の両方から働きかけると、さらに◎。
春と夏に、腸内の健康的な細菌環境を立ち上げれば立ち上げるほど、
腸内はよりよく機能し、望ましくない腸内寄生虫類や毒素に抵抗することが
できるとのことです。
今の時期から、免疫強化ツールとして、大いにニームを活用しましょう。