今回は、だいぶ過去に、つぶやきブログの方で
フラックスシードについて書いた記事 について、
次のような質問をいただいたので、ここでお答えしたいと思います。
★質問:
>娘はアトピーで、今、妊娠6カ月です。フラックスシ-ドを飲み始めました。
>が・・・・妊婦はよくないと書いてあるアニ-シャさんの記事を見つけて
>困りました。5年経ってもアニ-シャさんは、摂らないほうがいいと思われますか?
>いいと書いてある記事のほうが多くて、今はどちらが正しいのかわからないです。
☆回答:
私の意見をはじめにお伝えすると、、
妊娠5ヶ月目以降に、フラックスシードの「オイル」をとるのは
「注意するにこしたことはなし」。
オイルではなく、シードそのもののフラックスシード(生ではな
く一旦煎ったものか加熱したもの)を食べる分には、問題ないのでは。
です。
実際には、妊娠中にフラックスシードオイルを摂っていて、
無事に元気な赤ちゃんを出産している人たちもいるようです。
が。
アメリカの科学研究団体からの情報 によれば、
次のような実験報告もされているので、
参考として考慮に入れておいたほうがよろしいかと思います。
■実験内容について
この記事を訳すと、だいたいこんな感じになります。
***
ある研究において、フラックスシードオイルを妊娠の最後の
2期に摂取する場合、早産の危険性が4倍になることが
調査で明らかになりました。
この研究は、カナダのモントリオール大学の薬学部および
聖ジャスティン病院の研究センターの教授と、
博士課程の学生によって実施されました。
・・・
教授と生徒は、ケベック出身の妊娠中の女性3354人から、
これまで行われたデータ分析において最大の研究のひとつ
の実施を試みました。
これらの女性によって最も使用された天然健康製品は、
カモミール(19パーセント)、
緑茶(17パーセント)、
ペパーミント(12パーセント)、
そしてフラックスシードオイル(12パーセント)です。
そして、教授と学生は、これらの健康製品のうち、
早産ととても強い関連性を確認したのは、
フラックスシードオイルだけでした。
教授は、
「一般的に、早産の平均率は2~3パーセントです。
しかし、最後の2期(第二期と第三期)にフラックスシードオイル
を摂った女性たちでは、その数は最高12パーセントまで跳ね上がり
ました。これは、非常に危険です」
と述べています。
早産との関連性は、フラックスシードオイルにおいて見られましたが、
フラックスシードの種そのものを摂っていた女性たちは、その影響
を受けませんでした。
これらの研究結果を確かめるためには、さらなる研究がなされなければ
ならないとしても、教授はフラックスシードのオイルを摂ることにつ
いては、注意を薦めています。・・・
☆☆☆
私自身、日々フラックスシードをよく食べていますが、
一旦乾煎りしたものに岩塩を少し振りかけて食べています。
いくつかの食べ方を試してみましたが、
この食べ方が、一番おいしいような。。(魚スナックを食べているみたいな
味になります)
ご参考になれば幸いです。