先日、、
最近気にいってよく通っている某デパートのフードコートの前を
通りかかると、普段はあまり見かけない玄米が、珍しくおいてあり、、
それを見ていたら異様にお腹が空いてきて
(というか、なぜか体がモーレツに玄米を求め始めたという感じ)、
あれ? さっき朝ごはん食べたとこじゃなかったっけ。
ま、数時間たってるからいいか。ということで(笑)
タイのフードコートでは定番の、二種類のおかずをつけてもらい、
玄米を食べることにしたのでした。
もち米+大麦の組み合わせは普段からよく食べているものの、
そういえば玄米は、ここ久しく食べてなく、
なんのことはない、普通の玄米だったのですが、
食べてみると、体が予想以上に「うめーずらよ!!」と満足げ。
日々、いろいろなものをバランスよく食べているつもりでも、
どうやらここ最近足りていなかった微妙な栄養素が、
どうも玄米には含まれている模様。。
体がすごく満足したり、しばらくの間続けて食べたがるものは、
不足している栄養分を体が求めているサインということがよくあります。
なのでしばらく食べ続けると、「あ、もういいか」みたいなポイントが
自然にやってきて、その食材を食べても、「特においしい!」と感じること
がなくなるので、その食材を食べるのは自然にフェードアウトしていき、、
さあ次。別なものいってみましょーみたいなモードにスイッチが入ります。
今日で、朝ごはんはバリバリ玄米。が三日目になりますが、
まだまだ玄米がおいしく感じられるので、
もう数日は玄米ブレックファストが続きます。
インドにいた頃もそうだったのですが、
玄米と同じように、全粒穀物の粉で作るインドの家庭用パン・チャパティが、
異様においしく感じられるときは、ひたすら体が「もう食べなくてもいい」
というサインを出すまで食べ続けていました。
するとある日ふと、チャパティが重たく感じられ始め、
そんなときは消化の軽いバスマティライスの白米にもどすと、
体が喜ぶのでした。
毎日決まったものをひたすら食べ続けるよりも、
その時その時の体調や、体が欲しているものによって、
食べるものを変えていくのが、体に一番あってるように思います。
そんなわけで、ここのところはもっぱら玄米を食べているのですが、
「白米と玄米、どっちが体にいいの?」
と聞かれれば、
恐らくたいていの人は、ダントツで「玄米でしょ」と答えるのでは
ないでしょうか。
栄養的な面からみたら、確かにそうなのですが、
実はアーユルヴェーダにおいては、玄米よりも白米、特にバスマティ
ライスが薦められています。
その大きな理由は、「消化が軽いから」というもの。
★アーユルヴェーダが玄米をすすめない理由:
玄米は、明らかに白米よりも栄養が豊富。
が。それゆえに消化も重いので、それを消化できるような強い消化力がその人
にない限りは、おすすめしない。というもの。
白米は、シンプルな炭水化物だけに、消化も軽く、胃に負担をかけることも
ありません。
アーユルヴェーダにおいて、玄米を食べることが薦められる人というのは、
強い消化力があり、食事の中により多くの繊維質を欲している人。
消化力が弱い人や、病みあがりのような人たちには、より消化が軽い白米の方
がベター。とされています。
☆☆☆
タイで食べる玄米は、インドで食べる玄米よりもすごくおいしく感じる
のですが、理由が謎。。
タイで暮らしていると、体がよりミネラルや繊維質を欲しがるという
ことなのかもしれません。
また、白米が食べたくなるときというのは、
もしかしたら「消化力が弱ってますよ」という体からのサインなのかも
しれません。
白米の方がおいしく感じられるときと、玄米の方がおいしく感じられる時
というのは、あきらかに体調が違うときなので、
その時その時で、体の声に従ってバランスよく食べること。
どっちかに偏よりすぎずに、どっちも食べるが一番。
・・・というのが、マイ結論です。