・・・フマス。
インドにいた頃に、一時期すごくハマリ、、、
「ベジ(菜食)で、食べたときにこれだけ満足感のある食べ物も
少ないかも・・」
or
「中東の人たちって、こんなおいしいものを普通に食べてたの?(驚)」
と思えるほどに、
肉や魚を食べる時と同じような満足感と満腹感が得られるもの。
それが私にとってのこのフマスなのですが。
ヒヨコ豆、
タヒニ(ごまペースト)、
レモン汁、
にんにく、
オリーブオイル
でできたこのデリシャス・フマスは、ビタミン類や抗酸化物質、
そしてミネラルがたっぷり。
さらに繊維質、タンパク質も豊富で、コレステロールを減らす効果や
タイプ2の糖尿のリスクを減らすという報告もあります。
フマスは、こんな風に栄養がたっぷり含まれ体を滋養することから、
ある特定の体の不調の自然治癒を助けるとされ、主に次のような不調に◎。
以下の不調に心当たりがある方は、レッツ・フマス!
フマスは簡単に作れます。
★貧血症:
ヒヨコ豆には、植物由来の鉄分、ビタミンCが豊富に含まれ、
この二つは両方、赤血球への酸素供給を助けるので、
貧血の症状を改善する効果あり。
★凝血:
フマスにたっぷりと含まれるビタミンEとKは、血液をサラサラに
する特性があります。
★血糖:
フマスは複合糖質なので、食べても血糖値を急激に上げることが
ありません。食べた後、ゆったり安定したエネルギーを供給して
くれます。
★がん予防:
カップ1杯分のフマスには、36%の葉酸が含まれています。
葉酸はがんへのリスクを減らす栄養成分です。
→ が、、 食べすぎにはご注意! 過度に食べ過ぎると他の不調
の原因になることがあります。あくまでもほどほどに食べましょう。
★コレステロール:
ヒヨコ豆にはコレステロールを減らすフラボノイドが含まれています。
★体重管理に:
フマスを食べるとお腹がふくれ、満腹感を十分に得れますが、
同時に繊維質がたっぷりと含まれているので、減量したい時に効果的
な食べ物。
フマスをよく食べてる人は、肥満になる確率が53%も少なくなるとい
う研究結果が報告されています。
■■デリシャス・フマスの作り方■■
市販品を買うよりも、自分で作ったほうが明らかにおいしいです。
一度作ったら冷蔵庫で一週間ぐらい保存できます。
☆材料☆
ヒヨコ豆
(乾燥ヒヨコ豆を一晩水でもどし、10分ほどゆでたもの)400g
レモン汁60ml
タヒニ(ごま100%ペースト)60g
ニンニクのひとかけら(みじん切りにしておく)
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/2
クミンシードパウダー 小さじ1/2(あれば。なくてもOK)
水 大さじ2、3杯
パプリカ(盛り付け用。なくてもOK or 他のものでも代用可)
☆作り方☆
1.フードプロセッサまたはミキサーに、タヒニとレモン汁を入れ、
スイッチオン。1分間ほどまわします。
2.壁についたものをスプーンなどで落とし、再びスイッチオン(30秒ほど)。
※こうすることで、タヒニがよりクリーミーになり、フマスの仕上がりがより
なめらかになります。
3.さらに、オリーブオイル、刻んだニンニク、クミン、塩をタヒニ+レモン汁
に加えます。再び30秒ほどまわします。一旦スイッチをおろし、壁についたもの
をとってからさらに30秒まわしてください。
4.ゆでたヒヨコ豆の水をよく切り、半分の量をフードプロセッサに入れて
スイッチオン。1分間ほどかけます。
(ヒヨコ豆の外側を剥いたものを使うと、フマスがよりふんわりクリーミー
になりますが、栄養価的には皮付きの方がベター。好みで選んでください)
壁についた分をスプーンで落とし、残りのヒヨコ豆をすべて加えて再びスイッチ
オン。1、2分間まわします。
5.ペーストをさらになめらかクリーミーにするために、水を大さじ2、3杯
加えて、再びスイッチオン。スムーズなペーストになったら出来上がり。
6.お皿に盛り付け、パプリカをふりかけて、召し上がれ!
★★フマスは、薄焼きのパンにぬったり、野菜スティックにつけて食べます。