インドやタイのような暑い国では、、
普段の食事の中にごくフツーに
ハーブやスパイスがたっぷり入っていたり、
すごく薬効のあるハーブの数々が伝統的に飲まれていて、
特に何も考えないで、日常的に飲んでいたりするものですが。
そんな数あるハーブの中でも、
今回は、タイで伝統的に飲まれている、まるで赤ワインのような鮮明な色の
ロゼラ のお茶の効能のご紹介をば。。
ハイビスカスティーとも呼ばれることがあるロゼラのお茶は、
正確には萼と苞の部分を煎じて飲む、
いかにもビタミンCが豊富に含まれていそうな
酸っぱい味が特徴のハーブティー。
基本、単体でシロップを入れて甘くして飲むのが
タイでは一般的なのですが、
マイお気に入りの飲み方は、酸っぱいロゼラを単体で飲むよりも、
バタフライピー や ベール といった他のハーブと混ぜて飲んでます。
こうすると、酸っぱさがなくなって味がマイルドになるのと
(視覚的には色素が濃くてドス黒くなりますが)、
いかにも抗酸化物質がたっぷり気で体によさそうなので、気に入ってます。
さあて、この毒々しい色のロゼラ。
何世紀もの間、もっとも幅広く飲まれてきたハーブティーのひとつで、
古代エジプトにおいても飲まれてたという代物。。
しかし。
その薬効を意識して飲まれてきたわけではなく、
人気が高かった理由は、ハーブの色鮮やかさゆえ?
先日、タイ人のロゼラに対する位置づけをプチ聴き込み調査?したところ、
薬効云々よりも、「飲むとリフレッシュするから」という一言で片付けられる
ことに。(笑)
このロゼラは
クエン酸が豊富で、実際、体の組織を即効リフレッシュ。
13種類もののアミノ酸も含まれ、なんとそのうちの6種類が、体の健康維持を
顕著に助ける必須栄養分。
しかもノン・カフェイン。。
他、以下のような治癒効果があるとされています。
*インフルエンザや咳の緩和
*のどの痛み
*利尿&解毒作用
*寝つきが悪い人の睡眠促進
*息のリフレッシュ
*高血圧ぎみの人に◎。
こんなわけでロゼラは、
夏におすすめの夏バテ撃退リフレッシュ・ドリンクです。